きっと何かの売り込みの電話だと思うんだけど・・・。
何か良い対処方法はないかな?
こんな悩みにお答えします。
結論を先にお伝えすると、自分に身に覚えの番号からの電話に出なくて正解です。
むしろ、出ないほうが良いです。
なぜなら、ほとんどのケースは営業(売り込み)や詐欺のような内容ばかりだから。
そもそも自分の個人情報をどのように取得しているのかも分からない怪しい会社が紹介するサービスを利用したり、商品を買いたいとは思わないですよね。
しかも、仕事で忙しい状況だったり、休日でリフレッシュしているときに一方的に自分の要件を話続けるなんて、誰も気分はよくありません。
本記事では知らないから番号から電話がきた時の対処法とNG行為について紹介します。
この記事を読んで、知らない番号から電話にかかってきた際に時間を無駄にしたり、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。
知らない番号から電話がかかってくる理由

そもそも、なぜ自分の名前や電話番号などの個人情報を第三者が知っているのでしょうか?
- 名簿業者の存在
- 実は自分が個人情報を提供している
- 偶然
1つ1つ解説していきます。
名簿業者の存在
身に覚えのない会社からの営業のケースでは、残念ながら自分の個人情報が知らないところで出回ってしまっている可能性が高いです。
いわゆる名簿屋の存在。
名簿屋(めいぼや)とは、氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス・クレジットカード番号といった、個人を特定できる情報(個人情報)をファイル(データベースまたは紙媒体の名簿など)として整理し、検索できるような状態に
まとめた形にして販売する者出典:wikipedia
上記の通りです。
これは違法な形で入手をしていない限り、実は個人情報を販売することは認められています。
ただし、ポイントがあって、本人から名簿業者に対して自分の情報を削除するように申し出を行なった場合には必ず削除することが義務とされています。
実は自分が個人情報を提供している
普段、企業が主宰している無料のイベントに参加したり、プレゼントキャンペーンなどに応募すると、自ら企業に対して自分の個人情報を提供しているケースがあります。
そもそも企業がイベントやキャンペーンする目的って、多くの場合が個人情報を入手するため。(企業によっては、単純な宣伝を目的とする場合もあります)
なお、個人情報を記入する際の用紙の注意事項などには、営業活動のために連絡を入れる場合があるみたいなことが書かれています。(個人情報の取り扱いに関する用紙を渡してくれる場合もあり)
残念ながら、多くの人は文章を読まないか、気づかないケースがほとんど。
そのため、普段から無料イベントやプレゼントキャンペーンに参加している人は、自分が企業に対して個人情報を提供している可能性があることをしっかり認識しておきましょう。
(できれば、一通り内容に目を通すのがおすすめです。)
偶然
いわゆる間違い電話というケース。
当然ながら、電話をした人は話したい相手とは異なるわけですから、話す分だけお互い時間の無駄です。
僕の経験ですと、家とかお店からかけてくるパターンが多いです。
- そもそも記録していた電話番号が間違っている
- 電話番号を押し間違えてかけてしまった
上記が主な理由です。
相手も悪気があって行っているわけではないのですが、そもそも知らない番号を見ただけでは判断が不可能なので、スルーしてOKです。
知らない番号から電話がきた時の対処法

実際に知らない番号から電話がかかってきた時の対処法を4つのステップで紹介します。
- 留守番を設定しておく
- 番号を確認して、身に覚えがなければ出ない
- 検索をする(ネットとメール)
- 着信拒否を設定する
上記の通り。
順番に見ていきましょう
留守番を設定しておく(ステップ1)
まずは、事前の対策として留守番設定をしっかりしておきましょう。
なぜなら、知らない番号がかかってきた際には基本的に電話に出ないから。
万が一、重要な電話に出なかった場合でも相手がメッセージを残しておいてくれれば折り返し電話をすることが可能です。
場合によっては相手のメッセージの内容で営業電話であることが判明する場合もあるので便利。
留守電のコツとしては、着信後にすぐに留守電設定にしておかないようにしておくこと。
というのも、自分の知り合いから電話がかかってきた場合には、通常どおり出られようにしておきたいから。
番号を確認して、身に覚えがなければ出ない(ステップ2)
シンプルに知らない番号から電話があった時には、出るのをやめましょう。
繰り返しになりますが、営業や詐欺のような内容の電話がほとんどだから。
そのため、その場で電話に出なかったとしても困ることはありません。
むしろ電話をとってしまうと、自分の貴重な時間を失いストレスを感じるだけです。
そのため、電話がかかってきたら、まずは知っている番号か否かを確認しましょう。
検索をする(ステップ3)
知らない電話が鳴り終わったら、すぐに電話番号の相手が何者なのか確認をしましょう。
方法は簡単。
ネットのブラウザで、電話番号を打ち込めばOKです。
迷惑電話の場合には、過去に電話を受けたことのある人の書き込んだサイトなどにたどりつくので、そこの情報をチェックしましょう。
ちなみに、この時に実は身に覚えのある相手であることがわかる場合もあります。
例えば、ヤマト運輸のお兄さんが配達予定の荷物のことで電話をかけてきていたなど。
なお、ネットの検索では引っかからない番号の場合、自分の過去のメールで検索をかけてみるのもオススメです。
何かサービスを申し込んでいる会社から電話があった時などは、メールに記載されている電話番号と一致するケースがあります。
ちなみにネットや過去のメールに該当しなかった場合は、留守番電話の内容をチェックしましょう。
もしメッセージも残されていない場合には、重要な情報ではないと判断して、ほったらかしで問題ありません。
しつこい対策として着信拒否を設定する(ステップ4)
自分が必要としてない営業電話であることが判明したら、今後二度とかかってこないように着信拒否を設定しましょう。
なぜなら、電話してくる相手は、出てくれるまでしつこくかけてくる可能性が高いから。
電話をかけているときって、相手がどのような状態なのかは知らないわけです。
そのため、電話に出てくれなかったら、また時間をおいてから、電話してくるのが当然な流れですよね。
具体的な着信拒否の方法ですが、僕が使っているiphoneの場合は簡単な操作で設定ができます。

まず、電話アプリを立ち上げて、履歴画面から該当の電話番号に右側にある「
インフォマーク」をタップ
あとは、画面を少し下にスクロールして「この発信者を着信拒否」をタップすれば設定完了です。

なお、誤って着信拒否を設定してしまった場合には、同じ画面で「この発信者の着信拒否設定を解除」をタップすればOKです。
ちなみに、営業がしつこい会社の場合だと、1つの電話番号で着信拒否をした場合でも、別の電話番号を使って電話をかけてくる場合があります。
知らない番号から電話がきた時にやってはいけないこと(折り返しもNG)

続いて、知らない番号から電話がかかってきた際にNGな行為を紹介します。
- 電話に出た際に名前言ってしまう
- 入手先を聞いたり、怒りをぶつける
上記の通り。
1つ1つ解説します。
電話に出た際に名前言ってしまう
知りあいからの電話だと思ったり、いつもの癖で電話に出た際に、みずから自分の名前を名乗るは避けましょう。
なぜなら、相手が電話を通じて個人情報を聞き出そうとしているケースがあるから。
僕が過去に受けた電話だと、住んでいる場所や職業などを聞き出そうとしてくるような人がいらっしゃいました。(最終的な目的は不明です。)
そもそも、電話をかけてきているのに、相手の名前すら知らないのって怪しすぎますよね。
ちょっとでもおかしいと感じたら、できるだけ自分に関する情報はしゃべらずに適当な用事を言って(忙しいとか、電車に乗るとか)、電話を切るようにしましょう。
入手先を聞いたり、怒りをぶつける
仮に営業の電話であることが判明して、相手と話す機会があったとしても穏便に済ませるようにしましょう。
自分の個人情報の出元をしつこく聞いたり、相手に対して怒りをぶつけるような行為はNGです。
なぜなら、相手は自分の何かしらの個人情報を持っている立場。
やろうと思えば、ネットでその情報をばら撒くことや、嫌がらせをすることも可能です。
そのため、迷惑電話のせいで嫌な気持ちにはなりますが、自分の正義を振りかざして相手を追い詰めるようなことはやめましょう。
知らない番号から電話がきた時の対処法(まとめ)

本記事では知らないから番号から電話がきた時の対処法と、NG行為について紹介しました。
あくまでも僕の経験ですが、営業の電話がかかってきて、そのまま話がうまく進んだ経験はありません。
というのも、相手がこちらの欲しい情報をタイミングよく提供するのって難しいと思うんですよね。
しかも、突然顔の見えない相手が、一方的に自分の情報を持っているって何だか気持ち悪いと思うのは僕だけではないはず。
