こんなお悩みに回答します。
当たり前と呼ばれているようなことに対して、「なぜ?」って思う瞬間はありませんか?
仕事で例えると
- 毎日のように残業すること
- 新卒なら、とりあえず3年働くべき
子育てなら
- 女性が育児をやりつつ家事もこなすのが当たり前
- 男性が育児休業で仕事を休むことは非常識
「・・・でも、周りの人たちはそれが普通だし、自分だけ非常識な行動を取るなんてわけにはいかない」なんて思っていたら、人生を損しているかも。
世の中の常識と呼ばれることは前提として疑ってかかることは大切。
なぜなら、当たり前が必ずしも正しいとは限らないから。
世の中で成功者と呼ばれる人は常識を疑うことで、新しいサービスや価値などの生まれてきた実績があるんですよね。
でも、
- 新卒1年目から転職を繰り返して年収をアップしていく人
- 平日は定時で帰るのが当たり前という人
自分の身近に上記のような存在がいたおかげで、これまでの思い込みを大きく変えてもらうことができました。
おかげでサラリーマンとしての収入だけに頼らない生き方をしようと決意。
それから不動産賃貸の大家や副業でブログを開始しました。
今では大家での収入だけで生活ができるほど、稼げるようになりつつあります。
つまり当たり前をそのまま受け入れては、普通の人のままでしかいられない可能性が圧倒的に高くなります。
現状に満足しているのであれば、それはそれでOK
本記事では世の中的には当たり前と言われていることにたいし疑うことの重要性(疑うべき3つの理由)をお伝えします。
当たり前を疑うとは?

そもそも当たり前疑うとは、どんな意味を指すのかを解説します。
まずは「当たり前」という意味から
だれが考えてもそうであるべきだと思うこと。当然なこと。また,そのさま。 「困っている人を助けるのは-のこと」
出典:weblio辞書
上記の通り。
そして、「疑う」とは以下の通りです。
1 本当かどうか怪しいと思う。不審に思う。うたぐる。「―・う余地がない」「自分の目を―・う」
2 事柄・事態を推測する。うたぐる。「にせ札ではないかと―・われる」
3 本当かどうか不安に思う。危ぶむ。「効果を―・う」出典:goo辞書
つまるところ、当たり前を疑うとは、全員が正解だと思い込んでいる事を異なる視点で見てみることです。
実は世の中を「あっ」と言わせるようなサービスやモノって、当たり前を疑った結果誕生しているケースが多いです。
当たり前を疑うべき3の理由(なぜ必要?)

当たり前を鵜呑みにせずに、疑ってかかるべき理由は以下の通り。
- 当たり前が、発言者の中だけの常識である可能性あり
- 世間の波に乗っていると厳しい戦いを求められる
- ビジネスでは当たり前を覆して成功している例が多数ある
順番に解説します。
当たり前が、発言者の中だけの常識である可能性あり
残念ながら、当たり前であることが個人的な意見に過ぎないケースもあります。
つまり発言した人の中における常識的なことでも、周りはそう思っていないということ。
例えば、僕が新卒で入社した会社での話。
新入社員に対してある上司が「忙しい時期は残業するのが当たり前」と発言をしました。
でも、これは、あくまでも上司の1つの意見に過ぎません。
なぜなら、忙しい時期でも残業しないで帰ってしまう先輩もいましたし、別の会社へ転職したら残業そのものがありませんでした。
つまり、上司があくまでも自分の常識を新入社員に対して押し付けていただけです。
それを鵜呑みにしてしまうようであれば、上司の操り人形のようになってしまう可能性があって危険です。
「当たり前」という言葉が使われた際には、誰がどのような背景をもとに発言をしているのかをしっかり考えて判断する必要があります。
世間の波に乗っていると厳しい戦いを求められる
常識を疑わずに、当たり前を受け入れてしまっていると、たくさんの同じような考えの人たちと戦うことで消耗します。
なぜなら、みんな多くの人たちが人生における大切な選択の時にさえ、何も考えずに世間の波に乗るだけだから。
例えば、大学卒業後の進路。みんな就職するから、自分も就職しないといけないって思って始める人って実は多いです。
そういう人に限って、エントリシートの書き方もよくわからず内定をなかなかもらえない状況になります。
というのも、ただ周囲に流されて自分の将来についてきちんと考えずに、何となく就活をしているからですね。
あくまでも僕の経験談ですが、大学在学中に自分の将来に対して真剣に考えている人ほど、内定を多くもらっている傾向がありました。
世間の常識に従い、就職セミナーが始まったタイミングで将来を考えていては、正直行動が遅いということ。(早くから準備している人との競争に負けてしまう)
[常識を受け入れることで、みんなが同じ行動を取っていることに安心感を感じるかもしれません。
でも、競争するシチュエーションでは常識の通りに動くことが正解とは限りません。(むしろ、戦いは厳しくなる。)
採用募集していない企業へ応募する方法(実際に採用された体験談)
ビジネスでは当たり前を覆して成功している例が多数ある
ビジネスの世界だと、すでに世の中で成功しているモデルを真似しても、大きな成功をおさめることは難しいですよね。
例えば、今からファーストフードのお店を始めようとしても、マクドナルドなどの競合に勝つのはほぼ不可能。
なぜなら、既に先行しているマックの方が圧倒的に有利な状況にあるから。
一方、みんなが当たり前と思っていたとを疑い、そこから新たなアイデアを生み出すことでビジネスとして成功している例は多数あります。
と言うのも、競合となる企業が存在しないから。
例えば、ダイソンの羽なし扇風機。


これは扇風機は羽根があるのがあたり前という前提を疑って開発されたもの。
ちなみに、ダイソンの扇風機が登場するまでに羽根のない扇風機は存在しませんでした。
もう1つ例に挙げると、パイロットのフリクションボール。
ボールペンは一度書いたら消すことができないという当たり前を疑って疑い開発されました。
これも同様ですが、フリクションボールが登場するまでは、消せるボールペンなんてありませんでした。

今の世の中、ビジネスを成功させる上で、常識を疑うことは成功する上で重要な条件の1つと言って良さそうです。
当たり前を疑うにおけるデメリット

当たり前を疑うこと大切なこと。
何でも疑って当たり前を軽視してしまうことでデメリットもあります。
なぜなら、当たり前と言われることが、まともな事(真実)であるケースもあるから。
例えば、マナーと呼ばれるような行儀や作法などは、長い年月をかけて積み上げてきた大切な文化の1つ。
日本の場合、自宅では当然靴を脱いで入るのが当たり前。
でも、靴を脱がない方が次に出かける際にも効率的だからと言って土足のまま入るのは非常識な行動。
これはちょっと大袈裟ですが、「当たり前」「常識」と呼ばれるような事柄に対して、その背景などもしっかりと理解した上で疑うべきか否かは判断したいところです。
当たり前を疑うべき理由(まとめ)
本記事では世の中的には当たり前と言われていることにたいし疑うことの重要性をお伝えしました。
世の中、常識と呼ばれていることが必ずしも真実とは限りません。
最近だとスマホ1台あれば、世の中の様々な情報を簡単に入手することができますが、その情報がフェイクの可能性だって十分あります。
当たり前と言われていることを疑ってみて、少しでも何か引っかかることがあった時には、きちんと自分の頭で考えることが重要です。

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