こんなお悩みに回答します。
気づかぬ間に周囲に自分の臭いが原因で迷惑をかけているって何だか辛いですよね。
特に会社の場合、意外と隣に座っている人との距離も近い上、何時間も同じ状況が続くわけですから。
問題なのは、臭いってセンシティブだから他人が指摘しにくいところ。
僕は奥さんに指摘されたおかげで頭皮が臭っていることを改善できましたけど、他人から言われたことはありません。
相当、親しい間柄でも体の臭いことを話題に出すのは難しいわけで。
だから自分の匂いを自らチェックしておくことは重要です。
もし仮に周囲に不快な臭いであることを自覚できれば、しっかりとケアすることで迷惑をかけずに済みます。
本記事では自分の匂いを調べるための方法を紹介します。
以下、調べることができる体の部位です。
- 体全体(主にワキや首筋など)
- 頭皮
- 口臭
- 足(主に裏)
いずれも部位もしっかりケアしておかないと、嫌なニオイを発生させてしまう可能性が高いところ。
ちなみに僕は30代に突入して加齢臭が気になるようになりました。
実際に匂いのセルフチェックを実施したところ、すぐに改善が必要な結果でした・・・。
今では対策をしっかり行っています。(正直、そのままにしてたら周囲に相当な迷惑かけていたと思います。)
この記事を読んで、しっかり自分の匂いを知ることで今後の適切なケアができるようになりますよ!
自分の匂いを知るための嗅覚とは?

そもそも人間はどのような方法で匂いを感じ取っているかご存知ですか?
論文の内容をもってくると、以下の通り。
匂いの感覚は,鼻腔内の嗅覚受容体を匂い物質が刺激することにより生じる。
出典元:嗅覚と化学:匂いという感性
噛み砕いてお伝えすると、匂いは肉眼では見えない小さな物質と存在しています。(分子と呼ばれています。)
この物質(匂い)人が鼻を通じて吸い込んだ際に、匂い物質の感知センサー(嗅覚受容体)が反応して、どんな匂いであるのかを脳に電気信号として伝えています。
自分の匂いがわからないを解決する方法【重要】

自分の匂いをどんどん嗅いでいこうと思っている前に、1つ注意。
それは、匂いを嗅ぐ前に自分の嗅覚を麻痺状態にしておくこと。
なぜなら、何も対策をしないで自分の匂いを嗅いでも、よくわからない(臭わない)という結論に達してしまう可能性があるから。
実は自分の匂いって普段から嗅いでるものなので慣れてしまっているんです。
そのため、良いとか悪いとか以前に、自分の匂いそのものに気づけない可能性があります。
一度リセットするのが大切です。
例えば、香水を繰り返し同じものをつけていると、自分では香水の匂いは慣れて分からなくなります。つい使い過ぎで周囲の人が迷惑している場合もあります。
自宅の匂いも同様ですね。
他人の家に遊びに行ったりすると、家の匂いに敏感になりますが、自宅では匂いが気になるってことはありませんよね?
自分の匂いを嗅ぐ前には、事前にきつい(強い)匂いを放っているものを一度嗅いでおきましょう。
まったく違う匂いを直後に嗅ぐことで、自分の匂いが気づきやすくなります。(匂いのギャップをあえて作る感じです。)
自宅であれば洗面所やお風呂に置いてある柔軟剤とかシャンプーなどの匂いを利用してください。
自分の匂いを知るための方法4選(好きなら問題なし!?)

具体的な自分の匂いを調べるための方法を紹介します。
- 寝巻き(パジャマ)を嗅ぐ
- 使用している枕に鼻を近づける
- ビニールに息を吹きかけた後に袋へ鼻をつっこむ
- 靴と靴下の匂いをチェック
上記の通り。
いずれも特に時間をかけずに簡単に調べることができる方法ばかりです。
順番に解説します。
寝巻き(パジャマ)を嗅ぐ【ワキガの匂いも分かる】

自分の体から放たれている匂いを嗅ぐなら、数日利用した寝巻き(パジャマ)を嗅ぐのが一番。
特に臭いの原因となる皮脂が発生しやすい脇下(ワキガ)や胸、背中などは寝巻きが密着しているので、分かりやすいです。
1日中着ていた普段着の匂いを嗅ぐという方法もありますが、あまりオススメはできません。
なぜなら、外出していると自分以外の匂いをまとってしまうから。
例えば、喫煙者の側にいたり、焼肉店などに入店すれば、体臭よりもキツイ匂いを着ていた服が吸収することもありえます。
寝巻きであれば、お風呂に入ってしっかりと体を清潔に洗ったあとに着ますよね。
そのため、純粋に自分の体の匂いに向き合えるはずです。
冬場など、寝巻きの下に更に着込んでいる場合にはインナーの服を嗅いでみるでもOK。
使用している枕に鼻を近づける

これは主に頭皮と髪の匂いを嗅ぐために使用します。
さすがに自分で頭皮の臭いを直接嗅ぐのは難しいですからね。
方法は簡単。
一度使用した枕を翌朝に嗅ぐだけ。
僕は奥さんに頭皮が変な臭いがすると指摘された際、自分で枕の臭いをチェックしたところ、悪臭にむせ返りました。(朝だったので眠気も速攻で飛んでいきました)
原因は頭皮に合わないシャンプーを利用していたから。
今は無添加の石鹸シャンプーを利用して、かなり改善しています。
なお、頭皮の臭いをチェックしようと思ったら、あまり匂いがきつくないシャンプーとリンスを使用しましょう
自分の本来の頭皮の臭いが分からなくなってしまうので。

ビニールに息を吹きかけた後、鼻をつっこむ


普段から会社の会議や商談などする際に気になるのが口臭。
僕は子供の頃に友達から口が臭いと言われたことがあり、それ以降は人前で話すのが苦手に。
歯磨きや舌みがきをマメにしたり、マスクを日常的にする対策などをしています。
ちなみに口臭を調べるのは簡単。
スーパーなどに置いてある透明のビニール袋を1枚用意してください。
あとは自分の息をビニールに履いて、あとは鼻を突っ込むだけでOK。
ちなみに口臭は、朝起きた直後やランチを食べた後、寝る前などによってだいぶ臭いが異なります。
体調が良くない時や直前に食べた物の影響も出やすいので、1度調べただけで結論を出さないほうがいいですね。
朝起きて口臭が気になる人は寝ている時に口を開けたままになっている可能性があります。
口閉じテープを使って対策すると口臭が改善する可能性があります。



靴と靴下の匂いをチェック


当たり前ですけど、寝巻きや枕などでは調べるのが難しいのが足の匂い。
またダイレクトにかごうとしても、まず足まで鼻が届きません。
そのため、もっと簡単な方法は靴と靴下の匂いをチェックすることです。
なお、汗を多くかいてしまう人ほど靴や靴下の臭いはきつい印象です。
自分の靴の臭いだけではなく、気になって息子の靴と奥さんの靴も臭ってみたんですけど、まだ6歳の息子の靴が一番臭いました。
考えてみたら、日中は走り回っていて大量の汗をかいているのが原因なのではないかという結論です。



自分の匂いが不快なのか分からない人にオススメの方法
もともと鼻が鈍感で、匂いがよくわからない・・・。
こんな人にオススメしたいのは、ズバリ他人に自分の匂いを嗅いでもらうこと。
これをお願いするには勇気と相手との信頼が必要ですね。
さすがに会社の同僚や友人に頼むのは心苦しいと思うので、家族や恋人などに頼むのがベストですね。
下手に気遣いなどをしてもらわず、正直に思ったことを伝えてもらうのが良いですね。(ちょっと傷つくかもしれないけど。)
お願いする相手は匂いに対して鈍感な人よりも、敏感な人にお願いするのが良いです。
もし自分が逆の立場で相手の匂いに対する感想を聞かれた場合。
正直に伝えることは良いことですけど、言い方は気をつけてください。(オブラートに包んで伝えてあげるのが優しさです。)
自分の匂いは体臭が限らない場合もある(調べることが重要)


たまに体臭というより、着ている服から強烈な臭いを放っているケースがあります。
臭いの原因は服の生乾き。
これも体臭と同じく、その臭い体が慣れてしまうと本人は気づかない可能性が大。
特に一人暮らしの場合、身近に注意してくれる存在がいないため危険です。
なお、僕が過去に出会った生乾きを放っている人はいずれも男性で独身の人がほとんどです。(偏見とかではなく事実として)
ちなみに生乾きが臭い理由は、雑菌の繁殖によるもの。
(想像すると、あまり良いものではありませんね・・・。)
ただ、梅雨などの湿気の多い時期などには洗濯物がしっかりと乾くことができず、どの家庭でも起こりうる可能性ありです。
ちなみに我が家は外で洗濯物を干すことができず、生乾きの問題には苦しめられてきました。
でも、最近導入したアイリスーオーヤマの除湿機のおかげで、今では生乾き対策は万全です。
なお、洋服に付着した汗が原因で洋服が臭くなるケースもありえます。
でも、汗そのものを防ぐのは不可能。
そんな時には服につけるタイプの消臭スプレーを活用してみてください。



自分の匂いを知ることのメリット


自分の匂いを知っておくメリットはシンプルです。
仮に自分の匂いが好ましくない場合にはしっかりと消臭対策をすることで、周囲に不快な思いをさせなくて済みます。
そんな時にわざとではないにしても、自分から発せされるニオイのせいで相手が苦しい思いをするのって避けたいですよね。(なんだか自分の印象も悪くなってしまいそうですし。)
一度調べてみて問題なかったとしても安心しないでください。日々の体調で匂いは変化します。定期的にチェックしておきましょう。
自分の匂いが好きだった場合は?
なお、たまに「自分の匂いが好き」といった人がいます。
でも、必ずしも周囲も同じく、あなたの匂いが好ましいとはならない場合があります。
ここが匂いの問題の難しいところ。
例えば香水なども自分が好きな香りとしてつけているものも、周りの人にとっては不快と感じてしまうケースなどです。
自分の匂いを知った際に、仮に自分にとっては好ましいものであった場合でも、そこで安心するのは危険です。
その時には思い切って第三者に自分の好きな匂いを嗅いでもらって、率直な感想を聞いてみてください。
自分の匂いを知ることのデメリット(体臭が気になる)


自分の匂いを知ることは大切なこと。
でも、その結果が想像を上回るような匂いだった場合、大きなショックを受ける可能性もあります。
事実、自分の匂が気になるあまり精神的にやられしまう人もいます。
そのため、自分の匂いを知ることは大切ですが、結果を気にしすぎないようにしましょう。
大事なのは結果をもとに、きちんとした対策を講じることです。
男性でワキガや加齢臭も気になる人なら、無添加、無香料なので敏感肌の方でも使用可能なボディソープを活用してみてください。
香料、着色料など余計なものは一切入ってないので、おすすめです。
【クリアネオ ボディーソープ】

自分の匂いを可視化するなら、においチェッカーがおすすめ


匂いを科学的に計測したいなら、タニタが開発した「においチェッカー」という商品があります。
特徴はにおいの強度に合わせて0から10までの11段階で表示。
ただ、残念なところは、においの強度はわかるものの、それが不快なのか否かまではわかりません。
まあ、香水とかの良い香りでも、あまりにも匂いが強いとかえって不快に感じることもあるので何とも言えませんが。
ちなみに「においチェッカー」を人前で使うのには抵抗感じますね。あいつ匂い気にしているんだ・・・みたいな。
ご興味があれば、タニタオンラインショップで詳細をご確認ください。
自分の匂いが知りたい(まとめ)


本記事では自分の匂いを調べるための方法や、匂いを知るデメリットなどをお伝えしました。
30代以上の加齢臭が気になる男性であれば、ほとんどの確率で無臭だったということはありえません。
逆に言えば、みんなが何かしら臭いを放っていることに落ち込んだりする必要もなし。
自分の匂いを知ったあとは周囲に迷惑のかからないようにケアしていきましょう。





