- リモートワークって上司や会社から監視されているの?
- 自宅で作業するなら何をしていてもバレない?
- リモートワークって、どのように会社から評価されるの?
こんなお悩みに回答します。
結論を先にお伝えするとリモートワーク中に仕事をサボるの可能です。
本記事を書いている僕は既に3年以上もリモートワークで仕事をしているサラリーマンです。
過去、僕もサボったことはあります。
仕事に集中できないときにネットサーフィンをしたり、部屋が散らかっているのが気になって、つい掃除をしてしまったり。
でも、実はサボれるのはリモートワークに限らず、職場でも可能です。
実際、社内でもチラホラ仕事以外のことをしているサボり魔を見かけます・・・。
つまるところ、環境に関係なく仕事をするかしないか本人のやる気しだいですね。
サボれるのはラッキーと最初は思うかもしれません。でも永続的にサボり続けたまま給料もらうことは不可能ですし、プラスになることはありません。
サボればサボるほど、どんどん会社の中で成果は上がらずに評価は下がる一方です。
今回はリモートワークでサボった時の状況や今後、自分の評価に受ける影響などについて解説します。

リモートワークはサボるの可能?(社内と自宅の比較)


社内と自宅を比較すると、圧倒的にサボれるのは自宅です。
なぜならリモートワークであれば、他人の目を気にする必要がないから。
基本的にオフィス内ですと上司や同僚など、他人の目が行き届いた状態。
そのため仕事をしている時には、ある意味で常に監視されているような状況。
コソコソとサボろうと思ったところで、背後に上司が急に立つことや、話しかけられる可能性もあります。
一方、リモートワークの場合は違います。
極端なことを言えば寝起きのパジャマ姿のまま仕事をしていてもOK。
誰も文句も言いません。
リモートワークでは個人のプライバシーが守られるという観点もあるから、会社側が一方的に監視するのは難しい点もあります。
仮に連絡があってもパソコンの画面を通じてチャットツールか電話での会話。
視覚的に自分の状態は相手が把握することは不可能に近いです。
僕の場合、リモートで仕事をする日は家族も外出しているので自宅には日中一人でいます。
緊張感もなくて、むしろ家の至る所にサボることを誘発させるアイテムが数多く配置されています。(テレビやゲーム機、漫画に本などなど)
リモートワークで仕事をする際には、本人の自主性が大きく影響していますね。
リモートワークはサボるの可能?(カメラで監視するという対策)


企業では従業員に対して、しっかりとリモートワークでも強制的に仕事をさせるような動きが出てきています。
というのも、ここ数年で一気にリモートワークが増えたことで、サボる人がいるという事実が分かってきたから。
なので、会社側は給料を支払っている分だけしっかり働きたいと思うのは当然でカメラを使った監視するケースなども出てきています。
ノートパソコンに設置されたカメラで社員が在席しているのか、または離席しているのかを判断し、監視を行うものです。常に監視員が従業員の働いてる状況をつぶさに観察しているわけではありません。
上記の通りなんですが、録画しているだけでも相当な抑止力になりますね。
やり方としては間違ってはいないと思います。
でも、やる気のある社員からすれば、会社に対しての不信感から転職してしまう人もいるでしょう。
ほんの一部のサボる社員を取り締まるために、多数の真面目な社員たちの信用を失う可能性だってありえます。
こんなカメラで監視されてしまうと、逆に自宅のプライバシーも全て会社に筒抜けになってしまい怖いところ。
リモートワークはサボるの可能?(場所を選ばずに怠ける人もいる)


カメラというツールを使って監視をしながら在宅勤務を行わせる企業がある一方で、そもそもサボるような人は場所を選ばないという見方もあります。
サボっている人はサボり方が変わるだけ
そして、例えばリモートワーク。僕は週に1〜2回しか会社に行かないのですが、リモートで働く、あるいは在宅勤務を許してしまうと、「社員がサボるんじゃないか?」と言う人がいるんですね。心配する人が大いにいます。だけど、僕は必ずこう言います。「心配しないでください。そういう人たちはもうサボってますから」。サボり方が変わるだけです。今まで隠れてYouTubeを見ていたのが、堂々とYouTubeを見るようになるだけです。
上記の通り。
もう分かっているのだから、そんなの気にする必要がないというわけです。
リモートワークはサボるの可能?(今後は成果を求められる時代に)


リモートワークが今後、浸透していく中で求められるようになるのは、ずばり仕事の成果ですね。
いわゆるジョブ型雇用というものですね。
極端なことを言えば、サボっていたとしても自分の役割としての結果を出していれば、給料を受け取ることは問題ないとはるはずです。(倫理的なところは置いといて。)
一方で、真面目に働き、しかも残業していても、結果が伴わない人は期待できるような給与は受け取れず、むしろ評価されなくなってしまう可能性があります。
なぜなら、数十年前の日本の経済成長が著しい時代はすでに終了。
企業は厳しい時代を生き残っていくために、真面目に働く人よりも、サボっていても仕事の成果を出せる人の方を必要とするようになるからです。
つまり、定年までの長い期間、ひたすら与えられた業務を続けるような人材は求められていなくなってきています。
事実、トヨタのような大企業でさえ終身雇用が難しくなったと発言しています。
言い換えれば、仕事の成果が出せない人間をいつまでも雇い続けるほど余裕がないってことですね。
柔軟な働き方ができるリモートワークって確かに便利。
でも、そのトレードオフとして、企業からは仕事としての成果を求められるようになることは認識しておきたいところ。
つまり、会社からちゃんと評価されて給与を受け取っていくためには、サボっている暇はありません。
リモートワークはサボるの可能?(部下をマネジメントした経験談)


個々の仕事の成果の集合体がチームとしての成果になるわけで、それをマネジメントする上司の立場は重要。
一人がサボってしまうことで、チーム全体のパフォーマンス低下に繋がる可能性があります。
一応、こんな僕でも複数の部下がいる立場として、リモートワークをしている社員のマネジメントをした際の経験談を紹介します。
今は5人しか部下はいないので、一人一人の個々の仕事の内容をできるだけ細かく把握するようにしています。
具体的な把握方法は会社で導入している「asana」というプロジェクト管理ツールを使っています。
まず各社員が自分のやるべきタスクを細かい粒度で登録して、かつスケジュールも設定してもらいます。
そして、1日の業務が終了するタイミングでタスクの消化状況や、翌日以降の予定を共有してもらいます。
仕事の成果物(例えば、営業資料や調査レポートなど)は提出してもらうことで、こちらでレビューをしてフィードバックを行うようにしています。
部下の能力にもよりますが、成果物を作成するために要した時間と内容を確認すれば、リモートワーク中にしっかりと仕事をしていたのかは把握できます。
上記と合わせて、リモートワーク中にまったく会話がない状態を避けるため、数分程度の間電話で会話をしたりするなどのコミュニケーションを取るようにしています。
リモートワークはサボるの可能?(まとめ)


- 仕事はリモートワークに限らず、社内でもサボるのは可能
- リモートワークは他人の目を気にすることなく、自由にサボれる
- 企業もリモートワークでのサボり防止のため、監視対策などを始めている
- 今後は真面目や不真面目に関係なく、仕事の成果を求められる時代になりそう
- リモートワークの部下をマネジメントするにはタスクとスケジュールを明確に
リモートワークでサボった時の状況や今後、自分の評価に受ける影響などについて紹介しました。
今は仮にサボることが可能であったとしても、今後の将来を考えると、サボっていて良いことは1つもありません。
サボった結果、無駄に残業する時間を増やしてしまっては、会社からの評価も期待できず(仕事できないと思われる)、プライベートな時間も失ってしまいますから。
リモートワークでは効率的に仕事を進めながら定時でしっかりと仕事を終えるようにして、オフの時間を有効に利用したいものです。
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