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本記事の信頼性
通勤でリュックを使って10年以上になる30代の僕が紹介します。
実は僕は手持ちのカバンが当たり前の頃からリュック派。
なぜなら、手を塞がれることもなく、身動きが取りやすいから。
ちなみ最初はポーターの3wayタイプのリュックを皮切りに様々なメーカーのリュックを試してきました。
昨年はヘッドポーターのタンカーシリーズでいい感じのリュックを購入。でも、残念ながらブランドの終了に伴い、ご紹介できないのが残念です。(すでに完売。)
今回は、通勤で使えるリュックを探している人に向けて、選ぶ際のポイントやメリット、デメリットを解説。
さらに、おすすめの人気ブランドを紹介します。
30代の通勤リュック(選ぶ際のポイント)

30代が違和感なく使える通勤リュックを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- シルエット(形)
- カラー
- 素材
- 収納力(ポケットの数)
順番に解説します。
シルエット(シンプルでスッキリしたもの)
リュックと言えばみなさんが思い浮かべるのって、主に山登りなどアウトドアで使われるようなタイプのもの。
とにかく色々なところにポケットが付いていたり、各部分の長さ等を調整するために紐が設置されていたりするなど機能的ですね。
確かに便利な点が多くありますが、ビジネス用に適したデザインは、シンプルでスッキリとしたものを選ぶようにしましょう。
大きなブランドのロゴが入っていたり、細かな模様が施されたようなデザインも避けたほうが無難です。
なぜなら、スーツやジャケットなどのビジネスシーンに着るファッションとの相性がとても良いため。
また、相手に与える印象としても、シンプルで無駄のないデザインの方が決してマイナスに働くようなことはありません。
カラー(ビジネスを意識するなら無難に黒)
普段、自分が仕事をする時の洋服に合うカラーを選ぶようにしましょう。
おすすめは、もちろんブラック。
どんな服の色にも合わせやすい利点があります。
それ以外の色だと、茶色や紺色など、決して明るくはない落ち着いた色を選ぶようにするのはベター。
派手なパステルカラーや蛍光色の激しいものは逆におすすめできません。
素材(防水に優れたものでPCなどを守れ)
まず、カジュアルな印象を与えるようなキャンバス地のものは避けましょう。
学生や趣味の用途で使うのは問題ありませんが、ビジネスでは相手に軽い印象を与えて不向きです。
次に、リュックを背負っている状態だと雨で濡れる可能性があるので防水性のあるものを選ぶと良いです。
なぜなら、ビジネスで使用するPCや書類などは濡れてしまっては困るから。
バッグの中身をしっかりと雨から守りましょう。
また耐久性のある素材も重要なポイントです。
ビジネスで使うバッグは、パソコンやその付属品、資料など持ち物が割と多くなる傾向があります。
また満員電車でリュックがもみくちゃにされるケースも。
だから頑丈であることに越したことはありません。
収納力(ポケットの数)
普段自分がビジネスで使用しているアイテムのチェックをすることから始めましょう。
どんなに素晴らしいデザインであっても、自分の必要としている仕事道具が入らなければ意味がありません。
ちなみに私のビジネスで使用しているリュックの中身の一例です。
- ノートパソコン
- 充電器
- 名刺ケース
- 会社のセキュリティカード
- イヤホン
- 折りたたみ傘
- 500mlペットボドル
- メモ帳
- 筆記用具
- ハンカチ
- ポケットティッシュ
- A4クリアファイル
- 洋服(夏場などに上着を入れる)
なお、大半の荷物はリュックの中にポーチを入れて、ひとまとめにしています。
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リュックを選ぶ際、大容量タイプを選ぶのは、おすすめしません。
リュックが大きすぎると、ファッション的な意味でアンバランスに見えてしまう可能性があります。
大きいリュックのせいで、満員電車などに乗車する際にとても邪魔になります。
そのため、必要な物を入れるだけで十分な容量のリュックを選ぶようにしましょう。
30代の通勤リュック(メリット)

実際に30代で感じている通勤リュックのメリットを紹介します。
- 重い荷物も持ち運びが楽
- 両手がふさがらない
ポイントは2つ。
1つ1つ見ていきましょう。
重い荷物も持ち運びが楽
主にノートパソコンを持ち歩いている人や、自社の営業資料などを持って歩き回る人は、リュックのほうが圧倒的に楽。
通常のブリーフケースだと、片手にのみバッグの重みがのしかかってきます。
リュックの場合だと重みが肩や背中などに分散してくれるので、長時間背負っていても疲れにくいです。
なお、一時的にリュックに全ての荷物が合った場合、エコバックを活用しましょう。
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両手がふさがらない
これが、もっとも大きなメリットではないかと個人的に思います。
まずは両手が自由なのでスマホを簡単に操作できるところ。
片手で「つり革」を掴まっている状態では、一般のバッグを持ったままスマホを操作するのは大変ですよね。
リュックであれば、こんな苦労もありませんよ。
電車に乗る際にはリュックを後ろから前に移動させましょう。後ろにしょったままだと、周りがとっても迷惑でトラブルの元にもなります。
満員電車でストレスをなくす方法も参考にどうぞ

30代の通勤リュック(デメリット)


通勤リュックとはいえ、使っていて不満に思う点もあります。
ポイントは3つ。
- ビジネスシーンによって不向きなこともある
- 荷物を出し入れが手間
- 雨に濡れやすい
上記の通り。
1つ1つ順番に紹介します。
ビジネスシーンによって不向きなこともある
勤めている会社または取引次第ですが、通勤リュックがビジネスの場に相応しくないと判断される場合があります。
自分自身は問題なくても、周りの人たち(特に年上の方々)にとっては、ビジネスでリュックを使用していることを不快に感じる人がいるかもしれません。
きちんと空気を読んだ上で利用するようにしましょう。
荷物を出し入れが手間
リュックは基本背中で背負っていますよね。
だから、何か荷物を取り出そうとすると、わざわざリュックを前に持ってきて開ける必要があります。
例えば、財布をリュックに入れていると、買い物の度に、この動作が発生します。
また、たまに自分もやらかしてしまうんですけど、リュックのチャックが開いたまま歩いていることがあります。(気がつかないんですよね。)
いつの間にか自分の知らないうちに荷物を落としてしまう可能性があるので、注意しないといけません。
ちなみに僕はコンパクトな財布を使用しているので、基本的にリュックではなくてズボンに入れております。
雨に濡れやすい
リュックはスッキリとしたデザインであっても、傘をさしている状態でも雨に濡れやすい傾向にあります。
背中は死角になってしまうので、傘に落ちた水滴がそのままリュックにあたってしまうことも。
対策としてオススメなのは、見た目は良くないですが、リュックを前に持ってきて傘をさすこと。
こうすると、傘を少し前方へ傾けてさすことで、雨に濡れにくくなります。
特に台風など雨や風の勢いが強い時には有効ですよ。
30代の通勤リュック(おすすめブランド6選)


僕が過去に使用したことのあるリュックも含めて通勤で30代がおすすめするブランドを紹介します。
なお、ブランドとは言っても使いやすさとコスパを優先しています。
- ポーター (POTER)
- グレゴリー(Gregory)
- ノースフェイス(Northface)
- トゥミ(tumi)
- エースジーン(ace. GENE)
- コールマン
順番に紹介します。
日本が誇るバッグブランド ポーター(特にオススメ)


日本が誇るジャパニーズブランドと言えばポーターですね。
中学校の頃からポーター製品にはお世話になってます。
シンプルなデザインで無駄がなく、耐久性にも優れている上に、店舗へ持っていけば修理対応もしてくれます。
欠点をあげるとしたら、人気商品のため利用者が多く他人とかぶる可能性が高いところ。
10代や20代前半でも人気で使っている人が多く見かけませうよね。
でも、このデザインなら30代の人が使っても違和感などありません。
紹介しているポーターリフトのデイパックは、斜めに入ったジップラインのインパクト大
でも、ビジネス的にも失礼のない上品なデザインに仕上がっています。
メインのスペースではB4書類に対応し、ノートPC用の内ポケットも設置されています。
嬉しいのは拝見にスマホや定期券などを入れられる小さいポケットが用意されているところ。
日本製で、縫い目などもしっかり。
長い期間利用できることを踏まえるとコストパフォーマンスが良いと言っていいでしょう。
老舗アウトドアブランド グレゴリー


グレゴリーさんが創業したアメリカの老舗アウトドアブランド。(創業が1977年なので、40年以上の歴史があります。)
従来のアウトドアとしての機能性を保ちつつ、ビジネス用に開発されたカバートクラシックシリーズは2012年からスタートしています。
カバートソリッドデイは、凹凸の少ないラクタングラー型のスッキリとしたデザイン。
グレゴリーのロゴがなければ、良い意味でもはやアウトドアブランドが出した商品とは思えないくらい洗練されていますね。
若者の絶大な人気を誇るノースフェイス


こちらも先ほどのグレゴリーと同様にアメリカの老舗アウトドアブランド。
シャトル デイパックは見た目がちょっと小ぶりな印象を与えます。
でも、サイズは25Lのためビジネスで必要なものは一通り入ります。
またリュックの背面にはウィーラー(キャリーバッグの持ち手部分)を通せるスリットもあります。
だから出張などの際にも荷物を1つにまとめて楽に移動できるのが良い点です。
ビジネスバッグ定番のトゥミ(tumi)


ビジネスバッグの定番であるトゥミもリュックタイプのバッグを出しております。
しっかりトレンドをキャッチしたデザインが特徴。
これまで紹介してきたバッグのデザインと比較すると、ちょっとゴツめですが、30代が使うにはちょうどいい男らしい仕上がりです。
PCやタブレットを入れる専用のポケットは保護パッド付きなので、ちょっとした振動や衝撃にも耐えてくれるので安心。
サイドのオープンポケットは防水加工しているので、冷やしたペットボトルや濡れた折りたたみ傘なども遠慮なく入れることができます。
日本の老舗メーカー エースジーン


最後に紹介するのは日本の老舗バッグメーカーであるエース株式会社が提供するエースジーンシリーズ。
エースと言えばスーツケースを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
特徴は何といっても660gという軽さ。
でも、しっかりとノートパソコンやB4サイズの封筒まで収納することができて耐久性も問題ありません。
ちょっとした一泊二日の出張も、替えのワイシャツと下着だけOKなら、このバッグ1つで事足りるでしょう。
コールマン


1901年からスタートした歴史あるアウトドアブランド。
キャンプ用品としてのブランドイメージが強いですが、耐久性のあるリュックサックも評判です。
ちなみに我が家では息子が使ってます。



コールマンのシールド35は防水性に優れ、容量も35Lとタップリ入ります。
一泊の出張ぐらいであれば、このリュックがあれば十分です。
価格も1万円前後とコスパもいいです。
30代の通勤リュック(まとめ)


- デザインはシンプルで癖のないスタイリィッシュなもの
- おすすめのカラーはブラック
- 事前にバッグに入れる物をリストアップして容量を検討
- 重い荷物も持ち運びが楽、両手も自由なのでスマホも操作簡単
- 出し入れの手間と雨に濡れやすい欠点あり
- 各ブランドがビジネス用のリュック販売中で選択の幅は大きい
- おすすめは日本製で品質の良いポーター(リペアの対応もしてくれる)
本記事では30代向けに通勤リュックを選ぶ際のコツやおすすめのブランドを紹介しました。
ビジネスバッグは若い世代を中心に従来の手持ちタイプ(ブリーフケース)から、リュックタイプが主流になりつつあります。
個人的にはスマホの登場による影響が大きいのではないかと思っています。
なぜなら電車に乗車している際や、立ち止まって使用する際に片手がバッグで塞がっていると、スマホが操作しにくいから。
今回紹介したグレゴリーやノースフェイスなどのアウトドアブランドからもビジネスユースを意識した商品が発売されています。
今後も様々なメーカーが参入してくる可能性があるので選択の幅が広がりますね。