実際に購入した人の口コミが知りたいです。
サイズ感やコーデ内容とかわかるとありがたいな。
こんな悩みにお答えします。
本記事では以下のことが分かります。
- パタゴニアのフリースベスト「レトロX」とは?
- 実際に着用してみた感想とレビュー
- おすすめのコーデ方法
発売から数十年が経過しても未だ根強い人気のパタゴニアのレトロXのベスト。
最近のアウトドアブームもあってかキャンプ場での利用はもちろん、ストリートでも男女問わず人気がありますね。
僕は購入から既に3年近くが経過してますが、少し襟元が疲れたぐらいで現役バリバリ。
主に春から秋にかけて主に週末で着用しています。
結論を先にお伝えすると、ちょっぴり高いけどデザイン性と機能性、そしてパタゴニアブランドが好きなら買いです。
一方、コスパ重視ならばGUから出ているボアフリースベストを狙うのもありですね
本記事ではパタゴニアのフリースベスト(レトロX)の使用してみたレビューを紹介します。
パタゴニアのフリースベスト「レトロx」とは?

現在、パタゴニアのメンズのフリースウエアにおいて「レトロX」と呼ばれているものは以下の商品が販売されています。(2019年12月現在)
- メンズ・レトロX・ボマー・ジャケット ¥ 22,000
- メンズ・クラシック・レトロX・ベスト ¥ 21,780
- メンズ・クラシック・レトロX・ジャケット ¥ 29,700
- メンズ・スナップ・フロント・レトロX・ジャケット ¥ 24,750
- メンズ・シェルド・レトロX・プルオーバー ¥ 23,100
上記の通り。
唯一、袖のないタイプが「メンズ・クラシック・レトロX・ベスト」で、それ以外は全て長袖タイプ。
価格は2〜3万以内になっています。
レトロXベストの商品スペック(2019年時点)

素材 本体:12.9オンス・ポリエステル100%(リサイクル・ポリエステル50%)のボンデッド・シェルパ・フリース。
裏地:防風性バリヤーと吸湿発散性を備えた3.2オンス・ポリエステル100%(リサイクル・ポリエステル50%)のワープニット・メッシュ。ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み。
チェストポケットと襟の外側とウインドフラップ:平織りの3.4オンス・ナイロン100%。DWR(耐久性撥水)加工済み重量 507g サイズ XXS・XS・S・M・L・XL・XXL(計:7種類) 着丈 61〜76cm 身幅 44〜66cm
なお、レトロXベストは毎年のように新しいバージョンが発売されています。
そのため素材の変更等が変わるケースがありますのでご注意ください。
特徴

続いて公式サイトで紹介されているレトロXのベストの特徴は以下の通り。
外側に6ミリ厚シェルパ・フリース、内側に吸湿発散性と通気性に優れたワープニット・メッシュ、その間に防風性バリヤーをはさんだ素材
内側にウインドフラップを備えたフルレングスのフロントジッパー
縦型ジッパー式チェストポケットが1つ。起毛ポリエステル・メッシュの裏地付きジッパー式ハンドウォーマーポケットが2つ
パタゴニア社について
念のため、パタゴニアという企業についても紹介しておきます。
パタゴニア(Patagonia )とは、アメリカの登山用品、サーフィン用品、アウトドア用品、軍用品、衣料品の製造販売を手掛けるメーカー、及びそのブランド名。環境に配慮する商品で知られており、環境問題に取り組むグループの助成を行っている。
出典:wiki
パタゴニアのフリースベスト「レトロx」が人気の理由

アパレルは一般的には流行があるので、少しでもタイミングを逃すとあっという間に人気は急落してしまうもの。
でも、パタゴニアのフリースベストは時代の変化にも負けず、不動の人気を誇ります。
ここまで人気が落ちないと考えられる理由は以下の通り。
- パタゴニアの企業理念への共感
- デザインがシンプルで普遍性がある
- 裏打ちされた機能性や品質
パタゴニアは環境および社会的責任を意識したプロダクト作りやリサイクルを実施しており、その考えに共感して商品を購入する人が多くいます。
また無駄がなく削ぎ落とされたデザイン。
だからこそ、若い人からシニアまで幅広い世代にとって支持されていると言って良いでしょう。
もちろん、長年に渡りアウトドアブランドとしての経験に裏打ちされた機能性や品質面でも魅力がありますよね。
パタゴニアのフリースベスト「レトロx」を着てみた感想

実際にパタゴニアのフリースベスト「レトロx」を着用してみた感想を以下のポイントをもとにお伝えします。
- サイズ感
- 重さ
- 暖かさ
- 動きやすさ
順番に解説します。
サイズ感

僕の身長は175cmで体重は65kg前後なのですが、今回はXSサイズを選択。
少しタイトぎみですが、インナーダウンのように上着を羽織ることも想定していたので想定の範囲内です。
ただし、ベストだけを着用している状態でしゃがんだりするとパンツの隙間から下着が見えてしまうケースがあります。
余裕をもったサイズという意味では1つ上のSサイズが正解だったかも・・・。
パタゴニアのアイテムはアメリカサイズを基準にデザインがされています。
日本人がサイズを選ぶ時には、一般のアパレルメーカーで言うところのサイズとは大きく異なります。
詳しいサイズは以下を参考にしてください。
メンズ・トップス/ジャケットのサイズ表(米国基準)
XXS XS S M L XL XXL 胸囲 79-84 86-89 89-94 97-102 107-112 117-122 127-132 首回り 34-36 36-37 38-39 39-41 42-43 43-44 44-46 裄丈 79 81 84 86 89 91 94 ウエスト(インチ) 26 28 29-30 31-33 34-36 38-40 42-44 ウエスト 66 71 74-76 79-84 86-91 97-102 107-112 身長 – 165-173 167-178 173-183 175-185 175-185 175-185
重さ

重量は507g(約0.5キロ)。
いわゆるインナーダウンと呼ばれるようなアイテム(例えば、ユニクロのウルトラライトダウン)と比べると多少重さはありますが、長時間の着用で疲れるといった感じはありません。
いい感じに重量があるおかげで、前面のチャックを閉めていれば風にあおれたとしてもめくれる心配もなしです。
暖かさ

見た目からして素材の暖かさが伝わってきそうな雰囲気ですが、着てみた感触としても厚手のシェルパ・フリースのおかげでホカホカ。
とくに風などは通しにくい構造になっているおかげで、秋の季節などに少し風が強くても寒いと感じることはありません。
これは裏面のバリヤー生地があるおかげだそうです。
一方、夏の時期に日差しが照っているような時間帯は暑すぎて無理。
首元が寒い時にはジッパーをトップまで持ってくることで、首に直接外気が触れるのも防ぐ効果があります。
動きやすさ
ベストなので、とっても動きやすいですね。
しかも着脱するときも簡単で楽。
ただし、僕のように少しタイト目のサイズを選んでしまうと、腕を肩よりも高い位置に持っていった際に肩がひっかかる感じがあります。
着た感じのシルエットを重視するのか、それとも動きやすさを重視するのかは好みです。個人的にはアウトドアシーンで使用する機会を想定しているのであれば後者にするべきだと思います。
パタゴニアのフリースベスト「レトロx」のメリット

実際に使用してみて満足している点は以下の通り。
- 耐久性が素晴らしい
- 流行の影響を受けにくい
- いざ処分でも、それなりの価格で売れる
上記の通り。
順番に解説します。
耐久性が素晴らしい

既に3年近く経過してますが、まだまだ問題なく着用するのが可能です。
ポリエステル100%なので、シワや形崩れなどもしていないので、着崩れを気にする必要がありません。
ちなみに僕が最近購入したドクターマーチンのチェルシーブーツも10年近く履ける耐久性があるので、こちらもオススメ。
ドクターマーチン チェルーブーツのレビュー|サイズ感や履き心地
流行の影響を受けにくい
今はアウトドアブームと重なって、さらに人気の高まっているパタゴニア。
そもそも根強い人気があるわけで、流行が終われば廃れてしまうブランドではありません。
いざ処分でも、それなりの価格で売れる
パタゴニアというブランドのおかげで、いざお別れしようと思った場合でもメルカリなどのフリマサイトでも高値で取引されております。
今後、パタゴニアが消費者の期待を大きく裏切るようなことがない限り、処分をする際にも困ることはなさそうです。
中古で使用済みでも、5,000〜10,000円くらいの価格で取引されている印象です。
パタゴニアのフリースベスト「レトロx」のデメリット

一方、実際に使用してみて不満に感じている点は以下の通り。
- 他人とかぶる可能性あり
- 価格が高め
順番に解説します。
他人とかぶる可能性あり
結構、街中でも見かけてる機会が多くて、色まで同じだと何だか恥ずかしさがあります。
ちなみに色違いで同じ場所に3名の人が集まった時にはお互いに見合って、つい全員で苦笑いしてしました。
価格が高め
最初にもお伝えした通り、やはり他のブランドと比べても価格が高いです。
先ほどのメリットでもお伝えした通り耐久性に優れていたり、中古でも高値で取引されてはいるものの、新品のベストに対して2万円の価格は値が張ってる印象です。
並行輸入品などを狙う方法もありますが、一部では偽物などが出ているケースがあるので注意が必要です。
パタゴニアのフリースベスト「レトロx」のコーデ

パタゴニアのクラシック・レトロX・ベストを使ったコーディネート例を紹介します。
ポイントは以下の通り
トップスとのコーデ
- ボーダー系の長袖と合わせる人が多い
- ニットやパーカーとの組み合わせも定番
- 春先などはTシャツと合わせてもOK
ボトムスとのコーデ
- 意外とパンツの種類は選ばない
- とりあえずジーンズでOK
- 太めのコーデロイやカーゴパンツでも良い
- 少しやんちゃしている感じのショートパンツもあり
パタゴニアのフリースベスト「レトロx」(まとめ)
本記事ではパタゴニアのフリースベスト(レトロX)の実際に着てみた感想やメリット、デメリットおよびコーデについて紹介しました。
2019年も人気の高いアイテムでしたので、もし自分のサイズに合うのが販売されているようであれば即決するのをオススメします。
冬の時期はインナーとして着用する方法もありますが、少し厚みがあるのでアウターによっては、すこしキツくなってしまうかもしれません。
そんな人には薄くて軽いインナーダウンを着用するのがいいですよ。
インナーダウンのおすすめブランド5つ厳選|選び方のコツと注意点
モンベル インナーダウンの評判は?おすすめスペリオダウンの口コミ