サラリーマンが辛いと感じているあなたへ
- なんで辛いの?ワケが知りたい!
- 転職すれば苦しみから抜け出せる?
- サラリーマンのメリットって何?
こんなお悩みに回答します。
本記事の信頼性
この記事を書いている僕はサラリーマンが辛いと思いつつも10年以上も雇われて働いています・・・辞めたい。
満員電車や、仕事での忖度、望まない退職後の付き合いになど、会社員ってなんでこう苦しいことばかりなんでしょうか。
このまま定年までひたすら辛いことに耐え続けながら働くのって嫌ですよね。
本記事はサラリーマンで毎日大変な思いをしている人に向けて辛いと感じる理由を解説します。
一方、実はサラリーマンのメリットもあるので合わせて紹介します。
人生一度きり。サラリーマンを辞めるのも選択肢の1つ。
でも、サラリーマンでいることの良い点・悪い点を理解した上で慎重に検討しましょう。
サラリーマンが辛い1(雇用されている立場の弱さ)

サラリーマンは会社の命令は絶対。
- 興味のない仕事
- 望まない転勤
- 会社が必要と判断した残業
上記は首を縦に降って従わなければなりません。
ここがサラリーマンとしては一番辛いところ。
会社からの指示を聞く対価として、お給料が支払われるわけなので当たり前なんですけどね。
でも人間には感情もあって、好き嫌いもあります。
会社からの指示に対して素直に納得して行動するようなことはできませんよね。
残念ながら会社が定年まで雇用を約束してくれるものではありません。
最近のニュースでトヨタ自動車のトップが終身雇用は難しいと発言し、世間を驚かせました。
業績が安定している企業に勤めていたとしても、いざとなれば退職を勧告される可能性もあります。
会社の業績が厳しくなれば給料を大幅に下げられてしまうかもしれません。
結局、雇用されているとは、自分の納得がいかないこと(理不尽なこと)でも受け入れてい働く必要があります。
でも、出世などは望まないでストレスを減らす方法はありますよ。

サラリーマンが辛い2(通勤が大変)


もはや説明は不要ですが、念のため。
毎日、満員電車に揺られて出勤していると、会社に着く前から体力だけでなく、やる気まで奪われてしまいますよね。
仕事が終わって帰宅するのラッシュはさらにしんどいですね。
雨の日や風の日も出社は止められないし、時には人身事故などで電車が一度でも乗り切れない状況もあるわけです。
そんな時に限って会社では大事な会議が行われるとなんて、よくある話。
高額な収入や家賃補助があれば、自宅の場所を会社のそばにしたいところ・・・そんなのないけど。
満員電車によるストレスを少しでも軽減したい場合には、以下を参考にしてみてください。
満員電車のストレスをなくす対策4選【通勤や帰宅ラッシュをイライラしないために】
サラリーマンが辛い3(人間関係で悩む)


学校のようにクラスみんな仲良しの雰囲気だったらいいのですが、そうはいかないのが大人の働く世界。
年齢は大きく異なりますし、様々なバックグランドを持った人が集まっているのが会社。
中には気が合わない人も当たり前のようにいます。
会社は組織。
役職のある人などが職場での優位性を利用して、パワハラまがいの行為におよんでしまう人だっています。
仕事のストレスで、つい周りに自分のイライラを当たり散らしちゃうような人もいますよね。
サラリーマンが辛い4(仕事の中身が面白くない)


自分の興味のあるなし、得意不得意に関わらず、会社の判断と指示によって仕事の内容は決まります。
もちろん、本人の希望を尊重して、やりたいことにチャレンジをさせてもらう会社があるのは事実。
でも、そんな好条件で働いてる人は少ないのが現実。
僕の周りでも会社が楽しくて仕方がないと発言をされる方は残念ながらいらっしゃいません。
みんな会社や上司への愚痴や文句が多いです。



サラリーマンは辛いけど、メリットもある


ここまで散々サラリーマンって大変で苦しいものだよねって話をしてきました。
一方で、過去に数ヶ月の間無職を経験してきた身としては、サラリーマンで良かったと感じるメリットもあります。
会社での最終的な責任を取らなくて良い
勤めていた会社の経営が思わぬ方向に仮に進んだとしても、最終的に責任を取ってくれるのは経営者。
雇われの身ならば、事業に失敗して借金を背負わされたり、マイホームを奪われるようなこともありません。
仮に仕事で失敗しても、簡単にクビになりませんし、働いた分だけ真っ当な会社ならば給料を支払ってくれます。
でも、雇われ身であるサラリーマンなら多くの場合、1ヶ月前に辞表を提出すれば、スムーズに退職も可能ですよ。
退職の引き止めがしつこい時には以下の方法で逃げましょう。



社会的な信用を得られる
これはアパートやマンションを借りるときや住宅ローンやクレジットカードの審査などで痛感します。
つまり、借りたお金の支払い能力を計る上で、定期的な収入(給料)があるサラリーマンは信用度が高いのです。
サラリーマンだったとしても、同じ会社にどれくらい勤めているのか(勤続年数)も重要なポイントになるケースがあります。
僕は転職したばかりの頃に住宅ローンの申し込みを行うことを検討している時期がありました。
でも、当時の金融機関の担当者からは勤続年数が三年以上ないと審査に落ちる可能性があると言われました。(結果は審査合格でしたけど。)
残念ながら収入が不安定なフリーランスの立場だと、住宅ローンなどの高額借り入れのケースでは審査が厳しくなる可能性があります。
仕事を休んでも給料が入ってくる
サラリーマンなら福利厚生面をはじめ、万が一の場合でも様々な保障を受けることができますね。
その代表格は、やはり有給休暇。
体調を崩してしまって仕事を休んでしまったとしても、その日が有給扱いになれば、給料は支払われます。
自営業の人は、残念ながら、そんな制度ありません。
例えば、1週間という期間に体調を崩してしまって仕事ができない状態になったとします。
その期間に本来稼ぐことができたお金を誰も補填はしてくれないわけです。
また将来受け取る年金でも、自営業とサラリーマンでは大きな差があります。
自営業は国民年金を収めるわけですが、サラリーマンが加入する厚生年金の場合、企業側が支払う額の半分を納めてくれます。
当然将来的に受け取れる金額にも差が出てきます。
仕事を休まない人の6つの理由【有給取得は義務化。休ませる対処法】
サラリーマンが辛い(転職しても意味ない?)


転職したことで労働環境が改善されることで、サラリーマンの辛さを軽減させることは可能です。
事実、僕は転職してから自宅で仕事をすることも可能になりました。
また、夜の付き合いを強要されるようなこともなくなりました。
リモートワークの体験談【在宅勤務は家族に優しく、のんびり仕事】
通勤も以前と比べれば時間も短縮することもできたので、メリットは多かったと思います。
でも、転職したとしても結局、サラリーマンであることには変わりはありません。
あくまでも雇われ身ですので、日々の仕事の中で不満に思うこともありますし、理不尽なことをされることだってあります。
そのため、転職そのもので、サラリーマンとしての辛さが完全になくなるわけではありません。
採用募集していない企業へ応募する方法(実際に採用された体験談)
サラリーマンが辛い(まとめ)
サラリーマンが苦しいと感じる理由を紹介しました。
まとめると以下の通りです。
- 雇用主の指示は絶対
- 満員電車で消耗
- 会社は組織で成り立っているので理不尽でも我慢
- 好きな仕事ができるのは、ほんの一握り
- 安定して給料をもらえて会社に守られている
- 転職すると辛さは軽減できるかも(根本解決にはならない)
改めて見直してみると、やっぱりサラリーマンって辛い・・・。
でも、サラリーマンを辞めて、フリーランスで食っていこうとすると別の苦しさがあるのも事実。
長い間会社員でいると、苦しいと感じていたことも次第に慣れて最終的に当たり前のことのように受け止めることができるようになる人もいます。
でも、「慣れる=人生が豊かになる」かといえば、そんなことはありません。(言い方変えると、妥協ってやつですよね。)
大切なことは、今のサラリーマンの立場を受け入れたまま何もしないこと。
少しでも辛くないと感じられるような環境を手に入るために、行動を起こすことは重要です。
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