- アクアソックの使用感はどお?
- 使ってみて、これは評判に影響しそうな点は?
- ぶっちゃけ、買う価値ありますか?
こんな悩みにお答えします。
なぜなら、僕はナイキのアクアソックを購入してから1年以上を経過。
季節を問わず、山や海、そして都会でも利用したことで、アクアソックの履き心地をはじめ、良い点・悪い点などを知ることができました。

結論を先にお伝えすると、ファッション性は星3つですが耐久性は星1つ。
ウォーターシューズの中では高価格帯の部類に入ることを踏まえると・・・コスパが良いとは言えなさそうです。
記事の前半では、アクアソックの特徴や履き心地を解説しつつ、後半ではメリットやデメリットを紹介していきます。
この記事を読み終えることで、ナイキのアクアソック360が自分に合ったスニーカーなのかを判断するための有益な材力を得ることができます。
ナイキ アクアソック360とは?
見た目が最高にクールなアクアソックは未来を感じさせる先進的なデザインですが、実はルーツは30年以上前で意外と歴史があります。
アクアソックの商品説明
1985年にアウトドア向けのシューズとして登場したアクアソック。
当時、ウォータースポーツ用に開発されたハイテクスニーカーをアッパーの素材をジャガードに変え、現代バージョンへと昇華させたモデル。
引用元:Amazon
デザインが気になるわ。
ナイキのブランドの紹介は説明不要ですね。
街をちょっと歩けば、ギリシャ神話に登場する「勝利の女神ニケ」の彫像の翼をモチーフにしたスウッシュのロゴを見ない日はありません。
- ブランド名:NIKE(ナイキ)
- 商品名:AQUA SOCK 360 (アクア ソック 360)
- 素材:メインに合成繊維、アウトソールにゴム(ラバー)
- 重さ:片足で約140グラム(両足で約280グラム)
※重さは、足のサイズにより変動あり
ナイキ アクアソック360(おすすめの点)
以下の5つのポイントにまとめました。
- デザイン性
- 通気性
- 柔軟性
- 軽量感
- フィット感
順番に解説していきます。
デザイン性
まずは、インスタ映え間違いなしのデザイン性。
写真の説明だけで十分って感じですよね。
つい見とれてしまうような美しいフォルム。
もともと、僕が興味を持ったのも、インスタのタイムラインで流れてきた友達の投稿がきっかけ。
川遊びする際にはビルケンのEVAサンダルで十分だと思っていたのですが、アクアソックの写真を見た瞬間、物欲が湧き上がってしまいました。
シンプルなデザインで、男女問わずクールな印象に仕上げてくれる良品。
Tシャツに短パンといったアウトドアなラフなスタイルにもマッチします。
またストリートで襟付きのシャツに細身のジーンズなどにも合いますよ。
季節的には春から夏にかけてが旬です。
ちなみにキッズタイプも出ているので、親子でお揃いっていうのもありですね。
通気性

水で使用することを想定して、設計されていますから通気性は抜群。
アッパーは合成繊維をメッシュ状で仕上げているので、空気がしっかり通る設計です。
特に歩いている状態だと、風が勢いよく流れていくので、水を含んだ状態でもすぐに乾きます。
後で説明します。
柔軟性

体操選手の柔軟運動ばりの柔からさ。
しかも、しっかりと曲げた後でも、形が崩れてしまうことはありません。
アウトドアシーンで利用することを想定しているため、様々姿勢にも対応できる設計がされています。
軽量感
まあ、軽いっす。
足のサイズによって前後はしてしまうのですが、片足で約140g(両足で約280g)なので、野球ボール1つ分くらいの重さ。
ちなみに両足だと、ちょっと大きなリンゴ1個分です。
みなさんお馴染みのコンバースのスニーカーが片足で約350gなので、一般的なスニーカーと比べても、その軽さは圧倒していますね。
この重さだと、海や川などに出かける際にバッグで持ち歩いたとしても、気にするようなものではありません。
フィット感
水中などに入っても、靴と足の間に隙間ができないようにフィット感がとても良いです。
例えるとなると、海でスキューバやシュノーケリングをする際に身に着けるダイビングスーツのような感じでしょうか。とはいっても、アッパー部分は構造がメッシュ状になっているので、圧迫感などはありません。
スリッポンのようにシューズに足を突っ込むタイプです。
そのため、多少入り口のあたりが狭く作られているため、多少の履きにくさがあります。
でも、その分だけ足首あたりまで、フィットしてくれるので足が動きやすいです。
ナイキ アクアソック360(物足りない点)
実際に履いてみてアクアソックの残念な点を4つ紹介します。
- 耐久性が高いとは言えない
- 水濡後の足裏の気持ち悪さ
- 砂などが入った場合のお手入れの手間
- タウンユースでも靴下はNG
良い点は結構ネットショップなども記載されていると思います。
でも、デメリット(悪い点)って、あまり書かれていないので(まあ、書かないよね。)、こちらを参考にしてみてください。
耐久性が高いとは言えない
正直、頑丈なので、ちょっとやそっとじゃ壊れないといは言えません。
むしろデリケート。

こちらはヒールの側面なのですが、素材が削れてしまっています。
原因は、おそらく川遊びをした際に石などの障害物に擦ったと思われます。
(後から気づいたので、削られた瞬間を見たわけではない。)
軽量化することを優先したため、耐久性のある素材が使用できなかった感じがします。

↑これはアッパー素材と側面を接着する部分が少し剥がれてきてしまっています。
原因は不明ですが、やはり長時間水に濡れている状態は少なからず影響しているのではないかと思います。
1年以上利用してきておりますが、来年まで持つかは見た目的にもちょっと厳しいかなと思います。
水濡後の足裏の気持ち悪さ
先ほど通気性が良い点はお伝えしましたが、さすがに足裏に密着しているインソールの部分がすぐに乾燥するのは難しいです。
そのため、乾いてくるまでの時間が何とも居心地の悪さを感じてしまいます。
構造上、致し方ないのですが、インソールがサンダルなどと比較して柔らかい素材のため、なんとも足の収まりが悪いです。
もっとも早く乾かしたいなら、脱いでしまうのが良いでしょう。(その場から動けませんが。)
砂などが入った場合のお手入れの手間

ビーチで使用した際に感じたのですが、細かい砂はアッパーのメッシュ部分の隙間から、どんどん入ってきます。
そして、一度入ってしまった砂は簡単に外へは出て行ってくれません。(近所のおばさんばりに居座ります。)
通常のサンダルだと、砂がサンダルに付着してしまった場合でも水道水で簡単に洗い流せるのですが、アクアソックは手間がかかります。
特にインソールの下に入り込んでしまった砂はやっかいで、アクアソックの使用後にわざわざインソール外に出した上で洗う必要があって面倒。
タウンユースでも靴下はNG
街中でアクアソックを履く際には、靴下を履くことはおすすめしません。
なぜなら、雨が降ってきたら、すぐにメッシュの間から雨水が入り込んできて靴下が濡れてしまいます。
そもそも靴下を履くことを想定して設計されたわけではいのは重々承知しております。
でも、タウンユースだと靴を脱いでお店に入る機会があったり、おしゃれを楽しむために靴下を履きたいという人もいるでしょう。
残念ながらアクアソックは靴そのものが既に靴下。
ナイキ アクアソック360(購入する際の注意点)
サイズ感

アクアソックはサイズ感が小さめにできているので、普段のスニーカーよりも0.5〜1.0cmほど大きいサイズを選びましょう。
僕は普段、27.0cm〜27.5cmのスニーカーを履いてます。
でも、アクアソックは28cmのサイズをチョイスしました。
フィット感のある靴なので、ぴったり過ぎるサイズになってしまうと窮屈に感じる可能性があります。
色味
カラフルなバリエーションがいくつかありますが、白黒タイプのカラーがおすすめです。
その他のカラー(オレンジやグリーン)は、正直ファッションセンスの上級者向け。
特にアウトドアに限らず、タウンユースを想定している人は、白黒タイプの方が合う洋服が多いです。
ナイキ アクアソック360(まとめ)

- インスタ映えしそうなデザイン性
- フィット感抜群でアウトドアシーンで活躍間違いなし
- でも、耐久性は決して高くない
- ビーチでの利用は避けた方が良いかも
- サイズは0.5〜1.0cm大きなものを選ぶべし
- カラーは白黒タイプがおすすめ!
ナイキのアクアソック360のレビュー情報を紹介しました。
デザインに惚れ込んでいる人なら、買って損はありません!
ただし、耐久性が良いとは言えないので、大切に履いてくださいね。
コスパ重視の人は、アクアソックは諦めた方が無難です・・・もう少し安価で丈夫なウォーターシューズを探しましょう。

ウォーターシューズも良いですが、手軽さではビルケンのEVAシリーズが便利です。
「ビルケン EVAはオフィスサンダルにおすすめ【口コミレビュー】」の記事に口コミ情報を載せたのでご覧ください。
バンズのスリッポンのレビュー【USA企画のサイズ感などの口コミを紹介】