結論を先にお伝えすると、実は新入社員の挨拶はシンプルで普通が一番。
なぜなら、挨拶を受け取る側は、そもそも高いレベルの挨拶なんて望んでいません。
むしろ、話の時間が長かったり、自慢話のように受け取られるとマイナスな印象になる可能性もあります。
事実、僕は新卒の時にかなり力を入れて準備しましたけど、反応はイマイチ。
あとで人事担当者から、空回りしているように見えたと言われる始末でした・・・
新入社員の挨拶のコツは以下の通り。
- 挨拶はギュギュっと短く
- 大きな声でゆっくり話す
- 中身は周囲との共通点や仲間意識がもてるもの
ゴールは、ぶっちゃけ自分の顔と名前を覚えてもらえれば良いです。
むしろ挨拶で話す内容よりも初めて会う人には見た目の印象が大切。
本記事では新入社員に向けに失敗しない挨拶のコツを紹介します。
新入社員の挨拶の目的

そもそも新入社員が挨拶をする目的をハッキリさせておきましょう
- 自分の名前と顔を覚えてもらうこと
- 周りと会話する際のタネまき
- ポジティブな印象を持ってもらう
上記の通り。
もっとも大切なのは、これから一緒に仕事をする職場の人に顔と名前を覚えていること。
これが達成していればOK。
挨拶は一方的なものなので、このタイミングで相手の信頼を勝ち取るとか無理ゲーです。
また、相手が話しかける際のネタを提供するという意味で、出身地や趣味などをお伝えするのもいいですね。
最終的に職場の人にマイナスな印象を与えなければ挨拶は合格です。
やってはいけない新入社員の挨拶

僕もやってしまったNGな挨拶。
学生の頃のノリのままで話してしまうと、ハッキリいって失敗します。
- 自分をとにかく売り込む
- 話が長い
- 一部の人にしか分からない言葉やネタを話す
上記の点は特に気をつけたいところ。
順番に解説します。
自分をとにかく売り込む
「最初の印象が大事=できる人間だとアピール」するのはイタイ人です。
なぜなら社会人経験がない状態なので、実績などは皆無だから。
どこか上から目線で話をしているように見える可能性もあるので注意してください。
話が長い
挨拶であって、話をする機会ではありません。
だから手短いで大丈夫。
話は長ければ長いほど、人を魅了させるテクニックが必要と言われています。
例えば、結婚式での挨拶とか普通の人がしゃべるので、大抵はつまらないですよね。
プロの芸人でもないので、何か面白いことを話して盛り上げようなんて考えないでください。
一部の人にしか分からない言葉やネタを話す
学生の頃のように同世代の集まりではないのが会社。
10年や20年どころか、自分の親よりも年上の人だって働いている可能性があります。
例えば、「インスタやってまーす」と言ったところで、年上の人々は「?」となる人がいます。
挨拶をする際、誰が聞いても理解できる言葉と話題を提供するのが大切。
新入社員の挨拶のコツ

簡単にできる新入社員の挨拶のコツは以下の通り。
特に準備などは不要で1分もあれば、すぐにできることです。
- 挨拶は短い時間で済ます
- 大きな声でゆっくり
- 内容は普通でOK
順番に紹介します。
挨拶は短い時間で済ます
決して長く話す必要はありません。
なぜなら、あくまでも挨拶だから。
同期入社が多数いれば、他の人も挨拶するので尚更のこと。
短く話をしてくれたほうが話を聞く側も疲れませんよね。
挨拶を手短に済むようにするには、予め内容を決めておくのがオススメ。
大きな声でゆっくり
話は手短にとはいえ、スピード感を持って話すのはNGです。
つい緊張していると、自然と早口になってしまうことってありますよね。
内容は聞き取りにくいですし、落ち着きがない印象でマイナスです。
自分が思うよりも少し大きいくらいの声で、ゆっくりと話しましょう。
内容は普通でOK
特別なネタを仕込む必要なんてありません。
以下、テンプレートです。
- 出身地(住んでいる場所)
- 趣味(ハマっていること)
- 仕事に対する意気込み
人は共通点があると自然と親近感が湧いてくるそうです。
出身地は◯◯地方や県という括りにすると、誰かしら同郷の人がいるはずです。
趣味も他人と被りやすい内容を伝えるのがいいですね。
最後の仕事に対する意気込みは、職場の人たちに仲間意識を持ってもらう重要なワード。
今後、周りからフォローしてもらえるように、やる気があることをアピールしましょう。
挨拶の準備と同じくらい大事な身だしなみ

挨拶と同じくらい大事なのが、身だしなみです。
見た目が9割とか言ったりしますけど、確かに初対面で清潔感がないとマイナスな印象しかないですよね。
ただし特別なことをする必要はありません。
周りが不快に感じないように衣服やヘアスタイルなどに気をつけましょう。

新入社員の挨拶のコツ(まとめ)


本記事では新入社員が挨拶を成功させるコツとNGな行動を合わせて紹介しました。
まとめると以下の通りです。
- 挨拶は長いのはNG。短い時間で済ませる
- 大きな声でゆっくり話す
- 派手な内容は不要。特別なネタはいらない
挨拶は社会人生活の第一歩であって、そこまで難しく考える必要はありません。
仮に失敗したとしても、あとで何度でも挽回するチャンスはあります。





