最近は、立ったまま寝る練習をしています。
お昼の休憩時間を利用して昼寝をしてみようと思うのですが、効果ありますか?
こんな悩みにお答えします。
お昼の休憩時間にランチを食べた後、午後一のスケジュールに会議とか入れられてしまうと地獄ですよね。
特に、プロジャクターとか使うために部屋を薄暗くしたら、寝てくださいと言っているようなもの。
午前中は元気一杯でも、お昼を挟んだ午後の時間帯になると、急に仕事のパフォーマンスが落ちた感じがしませんか?
そして、仕事が思うように進まず、残業しないといけないって日もあるはず。
今回はお昼休憩を挟んだあと仕事の生産性が落ちてしまっている人の悩みを解消する方法を紹介します。
先に結論をお伝えすると、ズバリ昼寝。(スペインでは習慣となっているシエスタ)
実は昼寝って、ただ眠気がなくなる以外にもメリットがたくさんあるんです。
仕事の生産性をアップさせたり、ストレスを減らしたりリラックス効果も抜群。
しかも、昼寝に必要な時間はたった15分〜20分ぐらいの短時間でOK。(長くても30分以内が必須)
ちなみに僕は、この短時間の昼寝を30代に入ってから5年以上続けてます。
昼寝のおかげで気持ちがリセットされ、午後の時間帯も朝出勤した直後のような爽やかな気持ちでスタートできています。
記事の前半では仕事の休憩中に寝るメリットやデメリットをお伝えし、後半では寝るコツやスムーズに目覚める方法を紹介します。
仕事の休憩中に寝るメリット
それでは早速、昼寝をすることによる期待できる効果をお伝えします。
メリットをまとめると以下の通り。
- 眠気が吹き飛ぶ
- 仕事の生産性がアップする
- 体力が回復する
- 頭の中を一度リセットできる
順番に解説します。
眠気が吹き飛ぶ
短い期間の睡眠だけでも、眠気を解消できます。
やれブラックのコーヒーをがぶ飲みしたり、ガムを噛んだり、太ももを思いっきりツネなんて眠気対策は不要ですよ。
実はランチをとる有無に関係なく、人間の生理機能として14時ぐらいに眠気はやってくるそうです。
その眠気がやってくる前のタイミングで昼寝が取れれば理想的。
仕事の生産性がアップする
眠気もなくなれば、当然ながら仕事の生産性アップは間違いなし。
働いている本人だけではなく、会社にとってもハッピーな話。
ひいては国全体にとっても良い効果がありということで、なんと厚生労働省が昼寝効果を重要性を発表しています。
毎日十分な睡眠をとることが基本ですが、仕事や生活上の都合で、夜間に必要な睡眠時
間を確保できなかった場合、午後の眠気による仕事の問題を改善するのに昼寝が役に立ち
ます。午後の早い時刻に 30 分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に
効果的です。
出典:厚生労働省健康局〜健康づくりのための睡眠指針 2014〜
特に普段から慢性的に寝不足の人にとっては、健康を維持する上で昼寝は重要ですよ。
体力が回復
朝の満員電車や午前中の仕事だけでも疲れは既に溜まっていますよね。
短時間の昼寝を取ることで、疲労回復が期待できます。
なお、実は1時間を超えるような睡眠をしてしまうと、休むどころか逆に疲れてしまうと言われています。
そのため昼寝が大切だからと言って、1時間の休憩をまるまる昼寝にあてることは避けましょう。
頭の中を一度リセットできる
昼寝を取ることで、一度頭の中をリセットすることができます。
僕の経験では、これが昼寝による効果としては、もっとも恩恵を受けてます。
そもそも仕事が始まると緊張で精神が張り詰めているような状態なので、頭の中も仕事のことだけでいっぱいになります。
当然ストレスなわけですが、昼寝を取ることで強制的に無意識になれるので、自然とリラックスできます。
仕事の休憩中に寝るデメリット
続いて、仕事中に昼寝を取ることによるデメリットを紹介します。
周囲で寝ることに反対する人が存在する
これは主に年齢の高い人から注意されたことがあります。
まあ、仕事中に仮眠を取るような文化はまだまだ浸透しているわけではありません。
そのため、受け入れがたい人もいるのも事実です。
そんな時に「昼寝は国が認めているくらい効果がある」なんて発言をしても火に油を注ぐ可能性があるので、やめておきましょう。(特に年上の人はカチンときてしまう可能性があります)
おすすめは、注意をするような人がいない場所で昼寝をすることですね。
つい寝すぎてしまい、余計に疲れる
さきほどもお伝えしたとおり、1時間以上眠ってしまうと返って逆効果です。
そのため、しっかりと時間を守るために、タイマーなどはしっかり用意しておきましょう。
ただ、職場で大きなアラームがなるのは周りが迷惑になる可能性があります。
そのためスマホのバイブレーション機能を活用するのがおすすめ。
仕事の休憩中に寝るコツ

具体的に職場でうまく睡眠を取るためのコツを紹介します。
- 場所はどこでもOK
- 寝る前にカフェインを摂取しておく
- リラックスできる服装が理想的
上記の通り。
順番に解説します。
場所はどこでもOK
特に場所は選びません。
先ほどもお伝えした通り、職場で昼寝を注意するような人がいなければ自席でも良いです。
ただ昼寝を姿を見られたくないという人や寝ているといぶきをかいてしまような人は周囲の目が気になるところ。
そんな時は誰も利用していない会議室や屋上などを利用するのもあり。
究極の話だとトイレの個室を利用する手もありますが、衛生面も気になりますし周りも迷惑なのでオススメしません。
わざわざ昼寝のために移動する手間などを考えると、やはり自席を利用するのがベストですね。
なお、昼寝を取る姿勢ですが、横になってしまうのはNG。
なぜなら横になると本格的に眠る状態となってしまい、短時間の睡眠では済まなくなってしまうからです。
寝る前にカフェインを摂取しておく
カフェインの効果が出るのは30分後からと言われています。
そのため昼寝をする前に摂取しておくと、起きるタイミングで効果が現れくれるので目覚めにはピッタリ。
適正な量で紅茶やコーヒーを1杯飲んでから昼寝することにしましょう。
リラックスできる服装が理想的
より質の良い昼寝にするために、できるだけリラックスした格好をしましょう。
さすがにパジャマに着替えるのは不可能なわけですが、姿勢がある程度固定されてしまうようなジャケットは脱いでおくのがおすすめ。(ジャケットの保護にも良いです。)
ズボンを締め付けているベルトなどは緩めたほうが良いですね。
ただし、リラックスしすぎて周囲からの印象が悪くならないようにご注意を。
仕事の休憩中に寝たあとにスムーズに目覚める方法

昼寝後に再び仕事を再開する際、スムーズに目覚めることも重要なこと。
具体的な目覚める方法をまとめると、以下の通りです。
- ストレッチをする
- 水分を取る
- 冷たい水で顔を洗う
実は朝に起床した際の行動と同じです。
しっかりと全身をストレッチをした後にコップ1杯の水を飲むだけで、多くの人は目が覚めた状態になるはずよ。
ちょっと寝すぎてしまった場合には、トイレへ行って水で顔を洗えば目はパッチリしてくるでしょう。
仕事中に眠気に襲われた時の対処方法?

日によっては昼の休憩を取れなかったり、外出しているために昼寝が取れないケースもありますよね。
そんな時に眠気に襲われた時の対処法を紹介します。
椅子に座っている状態が良いのですが、肩の力を抜いて姿勢の良い状態で軽く目をつぶって1分くらい瞑想してください。
不思議とさっきまでの強烈な眠気を抑えることができます。
ポイントは瞑想ですから、頭の中を空っぽにして無意識な状態でいることです。
眠気がある状態で目をつぶると寝てしまう可能性があるので、タイマーのセットを忘れずに。
仕事の休憩中に寝る(まとめ)
今回は、お昼休憩の後に仕事のパファーマンスが眠気や疲れで落ちてしまっている人に向けて、休憩中に昼寝をする方法を紹介しました。
仕事の休憩時間に寝るのはありだということは伝わったでしょうか?
メリットだらけなので、騙された思って一度は試して欲しい方法です。
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