でも、その前に実際に購入した人のサイズ感や着心地などの口コミ情報が知りたい・・・。
こんな悩みにお答えします。
本記事では以下のことが分かります
ラベンハムのコート(メンズ版)
- 商品スペックや特徴
- 着てみた感想(サイズ感や履き心地)
- 使用して感じたメリット・デメリット
秋から冬にかけて街で見かけるビジネスマンの定番アウターといえばラベンハムのコート(キルティングジャケット)。
本記事では使用してから5年間着用してきた口コミ情報を紹介します。
結論を先にお伝えるとポイントは以下の通り。
- 保温性・軽量性・耐久性に優れている
- 地域にもよるが、真冬はちょっと厳しい
- フォーマルだけではなく、カジュアルでもコーデ可能
- 5年経過すると修理が必要(特に襟部分)
当時の購入価格はセール時期にゲットしたので3万円強ですが、品質が良くてお洒落な上にこれまでの利用頻度を踏まえると十分満足です。
この記事を読んで、ラベンハムのコートを購入する際の参考にしてくれると嬉しいです。
ラベンハムとは?

まずはラベンハムのブランドのご紹介です。
LAVENHAMは1969年、イギリスのロンドン北東部SUFFOLK州の小さな美しい村LAVENHAM(ラベンハム)で設立されました。
もともと乗馬用のホースブランケットとして生産されたナイロン・キルティングがあまりにも軽く、丈夫で保温性が高くまた単価も適正であった為、乗馬愛好家自身が着用するジャケットの要望が高まり、1972年にナイロン・キルティング・ジャケットが発表されました。
このキルティングジャケットはベーシックで実用的な乗馬用トレーニング・ウェアの中に高いファッション性と高品質という概念を取り入れ高く評価されました。
出典:ラベンハム公式サイト
上記の通り。
ちなみに日本に上陸したのが1993年と、そこまで古くはありません。
2006年以降、いわゆるビームスやシップスなどのセレクトショップなどが積極的に取り扱うようになり今では欠かせない定番のアウターの1つとなっています。
ラベンハムコートの特徴

大きな特徴は二つです。
- メイド イン イングランド
- ダイヤモンドキルティング
順番に解説します。
メイド イン イングランド
現在、世界中で高いデザイン性と安定した品質で高い評価を得ているラベンハムの全ての商品は、サフォーク州サドバリーの自社工場で作られています。
自社工場で一貫して作られるラベンハムのジャケットは、生地、スタッド、ウェッビング等を厳選し、1着ずつ丁寧に縫製。その途中、何度も検品を重ね、検査をクリアした高品質な物をお届けしています。出典:ラベンハム公式サイト
ご存知のとおりアパレル商品は中国やバングラディッシュ、ベトナムなどアジアを中心に生産されているケースがほとんど。
ブランドとして利益を優先するのであれば人件費の安い国に生産拠点を移すのがセオリーですが、ラベンハムは全てイギリス製。
ダイヤモンドキルト

ラベンハムを象徴する定番のダイヤモンドキルトは、ダイヤモンド型の角を交差させ、伸縮性のあるナイロン上糸と、毛羽立たせたポリエステル下糸を使用することでほつれを防ぎ、耐久性を高めています。また、キルティング生地から自社工場で作っているため、様々なお客様の要望にお答えできるのもラベンハムの特徴。馬やイギリス地図など変形キルトも作っています。
出典:ラベンハム公式サイト
キルティングという技法そのものは、古代エジプトやロシア、中国など世界各地で扱われているものでして、ヨーロッパに伝わったのは7世紀ごろと大変昔から扱われてきたもの。
発売当初の素材はナイロンがメインでしたが、その後はポリエステルやウール、カシミアなど、幅広い素材も積極的に採用して日々進化中です。
ラベンハムコートの商品スペック
すみません、僕が購入したのは既に5年も経過をしているため、当時のデザインや素材等は多少の違いがあります。
そのため2020年に販売されているデンハムモデルの商品スペックを掲載します。

ブランド LAVENHAM / ラベンハム 素材 表地:ポリエステル100%
裏地:ポリエステル100%生産国 イギリス カラー LAMP BLACK、REGENT GREY、SUFFOLK NAVY 定価 37,400円 出典:british-made
ラベンハムコートのサイズ感

ラベンハムのメンズのサイズチャートは以下の通りです。
サイズ 34(XS) 36(S) 38(M) 40(L) 42(LL) 胸囲 80~88cm 80~88cm 96~104cm 96~104cm 104~112cm 身長 145~155cm 155~165cm 165~175cm 175~185cm 175~185cm) 出典:british-made
ですが、僕が来ているラベンハムの場合は身長が175cmで体重は65キロですが、36(S)でちょうど良い感じ。
僕はタイト目な感じが好きなので、あえて小さめのサイズを選んでいます。
ただ、少しゆとりを持ったサイズという意味では38(M)が適当かと思います。
同じサイズでもシルエットが異なることによって着心地も異なるため、可能であれば試着することをオススメします。
ラベンハムコートの口コミ(デメリット)

実際にラベンハムを使用してみて感じた不満に思う点は以下の通り。
- かさばる
- 真冬の寒さは厳しい
- 他人とかぶる可能性が高い
順番に解説します。
かさばる
僕が普段着る機会が多いのは会社へ出勤するタイミング。
そのため、電車に乗ったりする時には暑くて事前に脱いでしまうのですが、意外とかさばります。
キルティングの構造上、縫い目が多くて折りたたむには不向きだから。
見た目はダウンのようにモコモコとしていなくて、スッキリしているんですけどね・・・
この点はコンパクトに持ち歩けるインナーダウンのほうが便利ですね。

真冬の寒さは厳しい


住んでいる地域にもよりますが、ラベンハムのジャケットが活躍するのは秋口から冬にかけての時期がちょうど良い塩梅。
真冬の時期になると、ちょっと厳しいかなという印象。
もちろん中にユニクロのヒートテックなどの保温性の高いシャツやセーターなどをそれなり着込めば大丈夫ですけど、かなり着膨れしてしまいますね。
真冬の時期にはアウトドアブランドのアウターをおすすめします。
他人とかぶる可能性が高い


下は20代の新卒から60代とシニア層まで幅広いビジネスマンが愛用しているので、東京のオフィス街などを歩いていると結構、かぶります。
キルティングコートって派手な色合いもなく、スーツの色を選ばずに似合うのでビジネスマンにとってはちょうど良いデザインなのかなといった印象です。
ビジネスの世界でファッションのセンスをアピールする必要はないのですが、レストランなどでうっかり他人のジャケットを着てしまう場合があるので注意。
ラベンハムコートの口コミ(メリット)


実際にラベンハムを使用してみて満足に感じている点は以下の通り。
- 保温性に優れている軽量で丈夫
- フォーマルとカジュアルの両方いける
順番に解説します。
保温性に優れている軽量で丈夫


真冬には厳しいとはお伝えしましたけど、保温性については優秀です。
キルティングの構造上、内側の中綿が均一に敷き詰められているので風などを通しにくいのが特徴です。
重さも0.5キロ以下と見た目よりも軽量。
しかも、ラベンハムの独自の手法で縫い上げられたダイヤモンドキルトは表面の糸がほつれにくいですね。
フォーマルとカジュアルの両方いける
スーツの上に羽織るアウターとしてのイメージが強いラベンハムですが、週末に着るカジュアルなコーデでも全然問題はりません。
内側にベーシックなセーターと下はジーンズ、そしてスニーカーとの組み合わせでもOK
シルエットも野暮ったくなくてスッキリしているので、おじさんぽい感じにならないところが気に入ってます。
ラベンハムコートの襟の汚れが気になる時の対処法


さすがに5年も着ていれば、汚れやシミ、一部破損などが出てきてしまいます。
特にコーディロイ素材で出来ている襟や、摩擦のしやすいポケット部分などは痛みやすいです。
愛着のあるものだから、今後も長く使用を続けた人にはラベンハムが提供しているリペアサービスを利用するのがおすすめですよ。


参考としてかかる費用の一部を紹介します。
襟部分のコーデュロイ交換 ¥8,500 ポケット口のパイピング取り替え(両方) ¥4,000 前立てのパイピング取り替え(ボタンタイプ) ¥5,000 キルティングの補修 ¥2,500〜 出典:ラベンハム公式サイト
上記以外にも手数料などを考えると、決して安くはありません。
ラベンハムコートの口コミ(まとめ)


本記事ではラベンハムのコートを実際に使用してみた感想を中心にレビュー情報をお伝えしました。
さすがに春先のコートとしては少し重たくて暑いので、やはり活躍するのは秋から冬にかけて。
襟をたてて着るスタイルもありですが、少しイギリスを意識してアクセントとなりそうなマフラーを巻くのもありですね。
なお、できるだけ長く愛用したいとお考えの場合は、シーズンごとにクリーニングに出すことをオススメします。
ラベンハムとの相性抜群なアイテムは以下の通りです。








