おしゃれで評判のいい金子眼鏡店の眼鏡を購入しました。
でも、しっくりくるデザインがなくて困ってます・・・。
高級ブランドになっちゃうけど、金子眼鏡ってどうかな?
こんな悩みにお答えします。
メガネを購入しようと思ったら、身近なメガネショップであるJINSやZoffなどに足を運んでいませんか?
眼鏡のフレームの種類は豊富な上、トレンドにも敏感ですし、なんてたってお手頃価格で手に入るのが魅力的。
最近だと、PCや花粉対策など機能面に特徴のあるタイプも出てきて、気になる人もいるでしょう。
でも、残念ながらいくら充実した品揃えであっても、自分に合う眼鏡がなかなか見つからずに妥協して購入したりしていませんか?
または自分に合っているのかさえわからずに購入して、あとで後悔しているなんてことも・・・。
そんな人におすすめしたいのが、日本の老舗メーカーの金子眼鏡。(メガネではなく、ガンキョウと呼びます。)
オシャレで個性のあるフレームを数多く取り揃えており、眼鏡の聖地と呼ばれる鯖江(さばえ)で製造されたフレームの品質はおりがみつき。
ちなみに僕は過去に10本近いメガネをJINSやZoffなどで購入してきました。
確かに安いですし流行に合わせて手軽に購入できる点は気に入ってましたが、どこかしっくりきておりませんでした。
でも、今回、初めて「金子眼鏡」でメガネを購入してみて、初めて顔とメガネがフィットすることを体験できた感じです。(正直、感動した!)
「安物買いの銭失い」とまでは言いませんが、今まで安さ重視でメガネを選んできたのをちょっと後悔しています・・・。
この記事では、金子眼鏡を実際に使用してみたレビューと、お店でのフレーム選びから商品を受け取るまでの流れも解説します。
気になる価格もお伝えしますので、是非参考にしてみてください。
日本のメガネブランド5選【国産は品質が良くて長持ちだからコスパ良し】
金子眼鏡を選んだ理由

まずは金子眼鏡を選ぶことになった経緯について触れておきます。
そもそも金子眼鏡店とは?(豊富な品揃えも魅力)
その前に、そもそも「金子眼鏡って何?」って人に向けてお店の紹介です。
金子眼鏡株式会社は 1958 年に眼鏡卸商として創業。
現在はオリジナルブランドを中心とした企画・デザイン・販売を手掛け、日本国内において眼鏡業界のトレンドリーダーとして確固たる地位を確立しています。
眼鏡業界では先駆的な、生産から販売までのサプライチェーンマネジメントの構築を目指します。
特徴としては、眼鏡の企画から販売まで1社で行なっていること。
実は眼鏡の製造って分業制なのが一般的なのですが、金子メガネは違います。
あえて人材や設備、技術面などをコストをかけて行なっているのは、強いこだわりを感じます。
もちろん商売であることには変わりがないのですが、使う人のことを第一に考えたものづくりをおこなっている点は素晴らしいですよね。
実際、接客されている店員さんも眼鏡の知識だけでなく、自社製品に対する思いとか、とても商品を大事にしていることを話しながら感じることができました。
ちなみに金子メガネは豊富な種類のフレームが取り揃えられているところも魅力の1つです。
JINSやZoffとの接客レベルの違い
今回、新しいメガネを購入するにあたっては、実は最初ににJINSやZoffへ行きました。
今回は店員さんにアドバイスもらいながら自分の顔に合ったメガネを見つけたいと思ったわけですが、残念ながらJINSもZoffの店員さんのアドバイスは不十分。
そもそも、眼鏡に対する知識があまりなくて、ネットに書かれているような情報のアドバイスしかくれません。(アルバイトの人だったのかな・・・)
JINSの店員さんなんて、眼鏡の売り場来ているのに似合っているかを判定できるアプリを勧めてくる始末・・・(おいおい)。
たまたまなのかもしれませんが、相手の顔を見て似合うようなフレームを複数用意してくれるようなことはしてくれませんでした。
一方、金子眼鏡店。
まずは眼鏡に対する要望や、どのような機会にメガネをかけるかなど用途もしっかりヒアリングしてくれます。(軽くカウンセリングをしてくれる感じ。)
その上で店員が似合うと思うフレームを複数提案をしてくれます。
金子メガネの店員さん曰く、JINSやZoffで言われた「●●顔だったら、●●系のフレーム」がいいですよと言ったアドバイスも、実は気にする必要はないとのこと。
「眉毛の形に気をつければ、顔の輪郭に対してフレームの形を選ぶようなことはしなくて良い」と言われて、ちょっと目から鱗でした。
とまあ、非常にメガネに対する知識も豊富で、自分の顔や用途に合ったメガネを選ぶために的確なアドバイスをしてくれる接客力の高さがとても魅力的でした。
耐久性(良いものを永く利用したい)
これは、従来の使用してきたメガネが安かろう悪かろうだったからですね。
結局、過去にJINSやZoffで購入したメガネは結局のところ数年で限界を迎えてしまっていました。
正直、これでは数年おきに買い替えが発生していることで実はコスパ的に良くないのではないかと思ったからです。
その点、金子眼鏡はメイドインジャパンで品質が良くて、アフターサービスもしっかりしていると評判。
5年〜10年も使い続けることができれば、購入価格が高くても十分元が取れそうです。
金子眼鏡 KA-18の口コミ情報

今回、僕が選んだフレームはKA-18です。
詳細な情報を以下のポイントをもとに紹介します。
- デザイン
- 価格(レンズとフレーム)
- かけ心地
- 重さ
- レンズ
- オプション品
1つ1つ見ていきましょう。
デザイン

言葉で説明するよりも、写真でお伝えしたほうがわかりやすいですね。
僕が希望していた通りのトラディショナル雰囲気のあるフレームが特徴。
永くかけ続けたいという要望があったのですが、実は最近発売された流行を取り入れたタイプでした。(流行が終わったらどうしよう・・・)
ちなみにカラーは2色の異なるブラウンがフレームの中心から前後に分かれている感じで個性が光ります。
最初はブラックにしようと思ったのですけどね。
店員さんからのアドバイスもあって、こちらの色をチョイス。
僕の場合、髪の毛の色が明るいためブラックとの相性があまり良くなくて、顔の表情も暗く見えてしまうとのこと。
なお、眼鏡のフレームやノーズパッドの部分には金子眼鏡のブランドを証明するロゴがしっかり入ってます。

価格(レンズとフレーム)

今回購入した眼鏡の費用内訳はこちら。
- 本体のフレーム代が38,800円
- レンズ代が15,120円
- オプションのカラーレンズが3,240円
- 合計で57,240円
やはり、JINSやZoffと比べると数倍の価格ですね。お高い。
ちなみにレンズは、さらに高機能な価格帯のタイプもありましたけど、今回は安い価格帯のものをチョイス。
ちなみに安い価格帯のレンズにはブルーライトをカットする機能はありません。
普段、仕事でPCを利用する機会が圧倒的に多いので、迷いました。
ただブルーライトカットがついたレンズ代は倍近くするわけで・・・思い切れないまま数分が経過。
思い切って店員さんに相談したところ、PCの眩しさを軽減するならカラーレンズ(オプションで3千円ほど)を入れる方法があるとのこと。(早く言って!)
ちなみにカラーを濃くいれるとサングラスみたいになってしまいます。
なお、濃さが10%程度だったら見た目でも判断つかないレベルでして、実際にかけてみてもカラーレンズが入っているかは正直わかりませんでした。
かけ心地

ぼく史上の中で最高のかけ心地です。
最初は高い価格のものを買ったからという錯覚があったと思うんですけど、そんなことはありません。
なぜなら、長時間かけていてもノーズパッドの部分に眼鏡の跡がつかないから。
これまで使用してきた眼鏡って必ずと言っていいくらい、眼鏡を外すと鼻の上の両サイドに赤い跡がついておりました。
でも、新しい眼鏡に変えてからは何事もなかったように綺麗なまま。
それくらい眼鏡をかけた際のバランスが絶妙で、非常に良い掛け心地になっているのではないかと思います。
もちろんですが、長時間着用していても、耳が痛くなったり、頭が痛くなるようなことはありません。
眼鏡そのものの良さもありますが、当然ながら店員さんが受け渡しの際にフレームを頭や顔のサイズに合わせてしっかり調整してくれたのが大きいですね。
重さ

フレームが少しゴツく見えるのですが、見た目と比べて重さはあまり感じさせません。
標準的な眼鏡の重さって、どれくらいなのかわかりませんが、こちらは32g(グラム)。
JINSのエアフレームが20g前後らしいのですが、10gの差が掛け心地の良さに大きな影響を及ぼすという感じはしませんので、全然デメリットにはなりませんね。
レンズ
レンズは東海光学株式会社のベルーナZX-AS。
素材がガラスだと思い込んでいたのですが、実はプラスチック製。
UVカット機能が標準装備されているところが嬉しいところ。
さすがに金子眼鏡店でレンズの生産まではやってなかったですね・・・ここまで対応できると完璧な自社生産ですけど、さすがにレンズは大変な感じがします。
ちなみに金子眼鏡店の場合、レンズ仕様が記載されたカードを発行してくれます。(あとで解説します。)
オプション品
商品を購入した際についてきた付属品は以下の通りです。
- 製造証明のカード
- レンズ仕様を記載したカード
- 専用の眼鏡ケース(木)
- 専用の眼鏡ケース(革)
- メガネ拭き(ロゴ入り)
順番に解説します。
製造証明のカード


金子眼鏡に製造されたメガネであることを証明するカードです。
裏面にフレームの種類や色、日付と購入場所が記載されております。
こちらは、購入した際に店員さんが直接記入してくれました。
レンズの仕様を記載したカード


実際に使用したレンズのことが記載されたカード。
先ほどレンズの解説をした際に触れた内容ですね。
JINSやZoffでメガネを購入した時には、ここまで立派なものはなかった気がします。(確かレシートに印刷されていた気がします。)
もし今後、新しいレンズを購入する際には参考情報として利用できるので、ありがたいですね。
専用ケース(木)

最初、こちらのケースを拝見した時には、ちょっとびっくりしましたw
あまりにも立派で、メガネがより神々しいものに見えてきてしまいます。
なんとも日本のメーカーらしさがあって、なんだか風情さえ感じさせます。
ちなみに桐の箱なのかは不明です。
店員さんからはメガネ入れ以外の用途で使ってくださいとアドバイスあり。
専用ケース(革)

木のケースとは別にしっかりとした革の作りのメガネケースをいただきました。
上から写した写真だど、上品なスポンジケーキに見えますねw
ちなみにケースはメガネのサイズにもよりますが、数種類の中から選べます。
金子眼鏡のデメリット
とても満足している金子眼鏡ですが、心を鬼にしてデメリットもお伝えしていきましょう。
高価格
ここはあえて、価格面について触れておきます。
1つ1つ手作りの上、しかも国内で職人が手作りでしているわけなので、十分すぎるくらい納得のいく価格ではあります。
でも、やはり1つのメガネを購入するのに5万円以上の出費は手を出しにくい感じがします。
学生とか20代の頃だと、躊躇してしまいそうですよね。
正直、先ほど紹介した立派な木のケースとかは無料で付いてきてしまいますが、少しでも価格を抑えられるなら、僕の場合には不要です。
そもそも革のケースだけ十分。
店舗のサイズと陳列
お店は高級な雰囲気を優先しているためか、売り場が大きくて、陳列にも余裕があります。
メガネの価格を踏まえると、店舗に余計なコストがかかっているなら、その分お値段下げて欲しいところ。
ちなみに余裕をもったメガネの陳列ですと、かえってメガネの試着はしにくいです。
この点はJinsやZoffのようにコンパクトにまとめて陳列されていた方が好きですね。
金子眼鏡の購入フロー(店舗へ行く前にチェック)

金子眼鏡での購入プロセスを紹介します。
- 店舗へGO
- フレーム選び
- 視力検査(スキップあり)
- レンズ選び
- お会計
- 最終調整
- ケース選び
- 受け取り
上記の通り。
僕の場合は「フレーム選び」から「お会計」までは1日でおしまい。
購入したレンズが少し特殊だっため、レンズの到着まで1週間ほど時間がかかりました。
レンズにカラーを少し入れたため。
なお、今回は視力検査をスキップ。
過去にJINSで作ったメガネを持ち込むことで、その場でレンズの度数を測ってもらい同じ値にしてもらいました。
スタッフの人いわく、当日にコンタクトレンズなどをしている場合には、外した直後に検査をすると正常な数値が出にくい場合があるそうです。
そのため、すでに使用しているメガネがあったら、それを持ってきて欲しいとのこと。
最後にあらかじめ指定された日にちにメガネを取りに行き、現物を使用しながら30分ほど時間をかけて掛け心地の良い形になるよう調整をしてくれます。
僕の場合、初期段階ではメガネと目の間の距離があって、従来のメガネよりも物が歪んで見えてしまっておりました。
でも、スタッフの方のアドバイスでメガネと目の間の距離を短く調整することで、歪みを解消することができました。
金子眼鏡で購入した2年後のメガネ(再レビュー)
購入から2年が経過しました。
特に不具合などもなく、購入当初と同じように使用ができています!
見た目も買った当初とあまり変わりませんが、フレームなどには細かい傷なども出るようになってきました。
レンズにはキズなどもなく、使っていて不便に感じることはありません。
メガネ拭きについては、長い時間使い続けた関係で限界を迎えました。
今はアマゾンで買ったマイクロファイバーでできたクロスを使ってます。
レビュー金子眼鏡(まとめ)
金子眼鏡でメガネを購入したレビュー情報を紹介しました。
今までJINSやZoff最高ーって思っていた時期もあったわけで、自分の視野の狭さを痛感した体験でしたね、メガネだけに。
ちょっと高級な雰囲気ですし、お客さんが殺到しているようなお店ではありません。
なので常に店員さんからの視線を感じてしまいますが、とても丁寧な接客なので、むしろ相談に乗ってもらうくらいがオススメです。
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