正直、辛いです。
こんな悩みにお伝えします。
結論を先にお伝えすると、せっかくの休みを1日中、ほぼベッドの上で過ごして終わるのは危険です。
なぜなら、体と心が悲鳴を上げているような状態だからです。
これ以上悪化すると、平日の朝も起き上がれなくなる可能性も否定できません。
事実、僕自身が二十代の頃、仕事が原因で休日は一歩も外に出ないまま過ごした時期があります。
やがて、そこから病んでしまい休職を経験しました。
本来、自由なことができる嬉しいはずの休みの日。
何もやる気が起こらないというのは、いわば病んでしまう一歩手前と言えます。
僕のように会社へ行けなくなる前に行動を起こすのが大切です。
本記事ては、休日を寝てしまって1日が終わる人に向けての改善方法を紹介します。
休日寝て終わるとは?

そもそも、休日を寝て終わる意味とは、1日家のベッドで何もしないまま過ごすような状態なこと。
でも、以下のような原因であれば問題ありません。
- 風邪などハッキリと分かる病名で体調を崩していた
- 前日の夜遅くまで遊んでいた
- 一時的に疲れを感じている
なぜなら、一過性なので継続して発生しているわけではないから。
一方、以下のような理由に当てはまる場合は注意が必要です。
- 何時間寝ても疲れがとれない
- 目が覚めても何もやる気が起きない
- 休み明けの仕事が気になる
つまり、寝てもとれない疲れと無気力状態が続いている状況で休みの日を過ごすのが「休日寝て終わる」と言えます。
【20代会社員を襲った】休日を寝て過ごすことになった3つの原因

僕が20代の頃、友人と会ったり、好きな趣味に没頭するなど充実した休日を過ごせなかった原因は以下の通りです。
- 仕事の忙しい環境に身を置いた
- 仕事のプレッシャーが大きかった
- 人間関係で悩んだ
順番に解説します。
仕事の忙しい環境に身を置いた
勤務していた会社は1年先もどうなるか分からないベンチャー企業。
そのため、やることが圧倒的に多く、とてもじゃありませんが定時で仕事を終えるなど無理でした。
その頃は、それが普通のことだと思っていたのですが、今で言うとブラック企業かも。
20代だったので体力には自信がありました。
でも、夜遅くまで働き、睡眠時間を削っている状態では、体をいつ壊してもおかしくなかったです。
仕事のプレッシャーが大きかった
勤務先では社風と人手が足りていない状況から、若手にもどんどんチャンスをくれました。
当時、自分も早く成長したいという意欲があったので積極的に手をあげました。
その結果、実力以上の仕事をどんどん引き受けてしまいました。
仕事において、自分に大きなプレッシャーをかけてしまったわけです。
しかも、周りに相談するのが恥ずかしいと思うプライドが余計でした。
結局、仕事は失敗続きで、そのうち仕事をするのが怖いと思うようになりました。
人間関係で悩んだ
職場での人間関係にも多く悩みを抱えていました。
当時は自分よりも年上の人が多い環境。
上下関係が厳しかったので、先輩への対応で苦労しました。
また表向きは普通なのに、裏では他人の悪口などを言う人が多くいました。
仕事帰りに、そんな先輩たちの飲み会に半ば強制的に参加させられるのは辛かったです。
休日寝て終わるのを防止するための方法

僕は結局、休日に寝て終わるだけではなく、会社に行くことができずに休職まで追い込まれました。
その後、お休みを経て復帰するわけですが、そのときに効果のあった休日は寝るだけ状態を防ぐ方法を紹介します。
- 無理をせずに80%の力で仕事をする
- 平日にストレス発散を心がける
- 人付き合いは極力避ける
上記の通り。
順番に紹介します。
無理をせずに80%の力で仕事をする
常に余裕をもった状態で仕事を行うようにしました。
なぜなら、自分の最大限の力を発揮した状態は長続きしないし、いつか限界を迎えるから。
僕はとにかくやる気さえあれば何とかなると思っていましたが、実際には体も心も悲鳴を上げていたわけです。
そして、そのことに気付くのが遅かったです。
復職後は自分のキャパを意識して余裕をもったスケジュールで仕事を進めるようにしました。
これまでと比べるとパフォーマンスが落ちるのではないかと不安でしたが、逆にやるべきことが明確になって生産性はアップしたのは棚ぼたでした。
平日にストレス発散を心がける
以前は仕事のストレスも週末にしっかり休んでおけば大丈夫だと思ってましたが失敗でした。
平日でも仕事帰りに息抜きをするのも大事です。
夜遅くに帰宅しない程度に、映画を見に行ったり、ジムへ行ったりするなど気分転換しました。

人付き合いは極力避ける
仕事以外の飲み会やプライベートでは職場の人との付き合いを避けました。
職場の人と付き合っていると仕事や社内の人に関する話題が出やすいからです。
会社に対する文句や愚痴などを話している職場の人にとってはストレス発散かもしれませんが、僕にとっては苦痛でしかありません。
最初は断ることで気まずくなると思っていたのですが、思い切ったら特に問題なかったです。
余計な付き合いがなくなったことで、出費も抑えられたし、自由な時間を増やすことにも成功しました。



休日寝て終わるのはあり?(まとめ)


本記事では「休日寝て終わり生活」をしていた体験をもとに、改善するための方法を紹介しました。
繰り返しますが、休日寝て終わりという状態は病んでしまう一歩手前の状態。
何もしなければ、そのうち平日の朝も起き上がるのが苦しくなる可能性があります。
今の自分にとって、仕事または私生活がどのような影響を与えているのか見つめなおす時期です。
僕の場合は、休職をきっかけに以下の方法で改善することができました。
- 無理をせずに80%の力で仕事をする
- 平日にストレス発散を心がける
- 人付き合いは極力避ける
特に余力を残して仕事をするのは精神的にも体力的にも良いのでオススメです。
もしかしたら自分の力だけでは改善するのが難しいと思うかもしれません。
そんな時には諦めずに信頼のおける友人や会社の上司や人事担当に相談してみてください。


