選ぶ際のコツとか注意点とかってありますか?
こんなお悩みに回答します。
今までは冬の時期や寒い国の定番だったダウンウェア。
でも、インナーダウンが登場したおかげで、春や秋の季節にも欠かせない存在になりつつありますね。
ちなみに僕は持ち運びも便利なモンベル製を愛用中。
夏の時期でも会社でエアコンが効きすぎて凍えそうな時にも着用しています。
つまりオールシーズン欠かせないアイテム。
本記事ではインナーダウンを初めて利用しようと思っている人に向けて、インナーダウンの良い点や悪い点をお伝えしつつ、おすすめのブランドもあわせて紹介します。
インナーダウンとは?
「そもそもインナーダウンとは何よ?」って人に向けに特徴から説明していきますね。
そもそも、インナーダウンのお話をする前にダウンの話から。
ダウンから派生したのが、インナーダウンです。
世界で最初にダウン(羽毛)を使った防寒着が作られたのは、1936年のアメリカ。
エディーバウアーが作った「スカイライナー」と言われています。
その後、各アウトドアブランドが様々なタイプのダウンウェアを販売するようになりました。
ちなみに1970年代ぐらいまでは、あくまでも登山や釣りなど機能性を重視したものばかり。
でも、1980年代に入るとヨーロッパを中心にダウンウェアが認知されるようになり、デザイン性の優れた商品が出てくるようになりました。
同じ頃日本でもアメカジファッションの流行に乗る形で若者を中心に普及。
その後、時代の変化や流行などの影響を受けながらダウンウェアの多様化が進む中で、登場してきたのがインナーダウンです!
従来のアウターとして着用するダウンの概念を覆し、コートやジャケットなどの中(イン)に着込むことができる中間着は、軽さと暖かを併せ持つのが特徴。また、多くのインナーダウンは小さく折りたたみ可能なので持ち運ぶにも大変便利。
ちなみにインナーダウンを生み出したのは日本が誇るアウトドアブランドであるmont-bell(モンベル)と言われています。
この商品が誕生したのは2009年です。
インナーダウンを選ぶ際に注意したいこと
どのブランドのインナーダウンが自分にとって合っていそうなのかは、下記のポイントを参考に選んでみてください。
- デザイン性
- 利用シーン(用途)
- フィルパワー
- 価格
一つ一つ紹介します。
デザイン性
ブランドは違えど、ぶっちゃけ似たようなデザインです。
というのも、あくまでも中に切ることを前提にデザインされているので派手さもなくて、とてもシンプルだから。
そもそもアウトドア系のメーカーが生産しているので、デザインよりも品質を優先している傾向にあります。
デザインで差が出るとすれば、ロゴやタグといったところでしょうか。
利用シーン
インナーダウンをどのようなシーンで使うのかによって、選ぶカラーや保温性なども変わってくるので意識しておくことが重要です。
例えば、サラリーマンがスーツのインナーとして着用するならば、黒や紺などの落ち着いた色が良いでしょう。
また、普段室内で寒い時に羽織るぐらいしか使用しないのであれば、保温性の高すぎるものは避けた方が無難です。
すぐに汗をかいてしまった体臭がきになっちゃうかも。
フィルパワー
ダウンの品質をはかる上で欠かせないのがフィルパワーの存在です。
Q.フィルパワーとは何ですか?
A.フィルパワーとは、羽毛のかさ高性を現す単位です。
フィルパワーの数値が大きいほど空気を多く含んでおり、大量に含まれる空気の断熱効果によって保温性に優れ、暖かく良質なダウンといえます。出典:デサント公式サイト
価格
結構、ブランドによって価格に開きがあるので、節約したい人は慎重に検討したほうが良いです。
価格が安いと、先ほど紹介したフィルパワーの数値が低いケーもあります。
そのため品質の面とバランスを取りつつ、商品は選びたいところ。
ちなみに僕は当初、安さ重視でユニクロのウルトラライトダウンを購入しようと思っていました。
でも、フィルパワーの差で最終的にはユニクロよりも高いモンベルのインナーダウンをチョイスしました。
おすすめのインナーダウンのブランド5選
モンベル(mont-bell)
モンベルは、日本が誇る国産アウトドアブランドの1つです。
インナーダウンでは僕も愛用しているスペリオダウン ラウンドネックジャケットがおすすめ。
詳細なレビューは下記にまとめているので、要チェックです。
モンベル インナーダウンの評判は?おすすめスペリオダウンの口コミ

ユニクロ(UNIQLO)
同じく説明不要な日本を代表するアパレルメーカーのユニクロ。
毎年、秋を迎えるころにバージョンアップを加えたウルトラライトダウンを投入してくるので、いつも楽しみにしています。
近年はふわふわ感のあるボリュームを持たせた「ウルトラライトダウンボリューム」というダウンも登場しています。
インナーダウンとして活用すると上に羽織るジャケットなどがパツパツになってしまうので、もはやアウターと読んだほうが良さそうです。
30代男性のミニマリストファッションアイテム(私服勤務OKなら制服化)
ダントン(Danton)
街中で、優しい雰囲気を持ったオシャレさんが着こなしている印象のあるダントン。
冒頭にお伝えしたエディーバウアーのダウンジャケットが誕生したほぼ同じ時期に創業したフランスの老舗ワークウェアメーカー。
ちなみに直営はやってなさそうで、ビームスやbshopなどのセレクトショップで取り扱われています。
ちなみにビームスでは毎年大好評で完売必須と言われるぐらい人気があるとのこと。
夫婦お揃いで着るのもありですよね。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
アメリカの老舗アウトドアブランドであるザ・ノース・フェイス。
もともと日本におけるダウンジャケットの人気の火付け役となったのが、1990年代に発売されたNuptse Jacket (ヌプシジャケット)。
そんなノースフェイスが提供するインナーダウンも、優れた保温性と洗練されたシルエットはスッキリした印象ですね。
ただし、価格はモンベルやユニクロと比較すると倍以上の価格差がある印象です。
ブランドとして憧れますが、さすがにちょっと手が出ませんでした・・・。
taion(タイオン)
日本のインナーダウンウェアブランドのTAION。
スタートは2016年からで比較的新しいブランドですけど、初年度からセレクトショップを中心に商品が完売するなどの人気の高さが伺えます。
名の由来は日本語の「体温」をローマ字に変換したもの。
人気のインナーダウンベストはカラーが充実しているのが特徴なのと、ユニクロに負けないくらいの価格で勝負しているのが特徴です。
無印良品(むじるしりょうひん)
生活雑貨や家具、食品から住宅、衣服まで何でも手に入ると言っても良さそうな無印良品。
どの商品もシンプルなデザインと品質の良さが特徴ですね。
インナーダウンも無印らしい無駄がなく、機能性の良さが際立った上品な仕上がり。
なお、無印は使用しているダウンにもこだわりを持っており、飼育環境や羽の採取方法にもこだわりをもっています。
ちなみにフィルパワーは750とユニクロやTAIONよりも上です。
ナンガ(NANGA)
ナンガは1941年にスタートした日本の寝袋メーカー。
ちなみにナンガという特徴のある名前は、ヒマラヤ山脈にあるナンガ・パルパットが由来。
ナンガのこだわりは羽毛。
メイドインジャパンにこだわり、国内で羽毛の洗浄・精製しています。
と言いつつ、2019のダウンカーディガンは生産国がベトナムとなっているのが残念。
個人的にはインナーダウンよりも、アウターのダウンジャケットがおすすめ。
価格も他のアウトドアブランドと比べても品質が良いのに安価で手に入ります。
インナーダウンおすすめ(まとめ)
本記事ではインナーダウンを初めて利用しようと思っている人に向けて、インナーダウンの良い点や悪い点をお伝えしつつ、おすすめのブランドもあわせて紹介しました。
デザインに大きな差はない分だけ、品質(特にフィルパワー)を重視して選ぶのがおすすめです。
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