もちろん「頼りない」社内で評判の上司のもとでも経験ありです。
どう接していくのが正解なんだろう・・・
というお悩みはありませんか?
僕は過去に40代前半男性と30代後半女性の「頼りにならない」上司のもとで仕事をしてきました。
最初の頃は毎日、一緒に仕事をするのが辛くてしかったなかったですね。
「なんで、僕が上司の代わりにここまで・・・」って思うことがよくありました。
でも、徐々に上司の人間性や特徴を理解することで、自分のこれまでの上司に対する価値観を変えることで、途中から上手に接することができるようになりました。
なお、仕事ができない人を「使えない」という言葉で表現する人がいますが、これは間違い。
「使えない」って人を道具のように捉えれていて、もし自分がそのように言われた嫌なものですよね?
もちろん自分に部下がいる場合でも、「使えない部下」なんて言うのも失礼な話なのでやめましょう。
本記事では頼りにならない上司の特徴を紹介しつつ、上手な付き合い方を紹介します。
この記事を読めば、上司との関係性が改善されて良好な毎日が過ごせるはずです。
頼りない上司は世の中にどれくらいいる?
現実として、頼りない上司がどれだけ世の中にいるのかは以下が参考になります。
社会人を対象に、「上司は頼りになる人ですか?」というアンケートを実施したところ以下のような結果となりました。
- とても頼りになる:13%
- それなりに頼りになる:30%
- あまり頼りにならない:33%
- 全く頼りにならない:24%
〜仕事に関する意識調査より〜(対象者は社会人132名)
出典:退職の前に読むサイト
なんと部下から頼りないと思われている上司は57%で、頼もしい上司を上回る結果に・・・。
「頼りない上司に当たって不幸だ・・・」と思っている方、意外と身近に同じ仲間はたくさんいますよ。
頼りない上司の特徴とは?

まずは頼りにならない上司の特徴から解説します。
- 自己中心的
- 仕事の実力が不十分
- そもそもやる気がない
ざっとリスト化すると上記の通り。
頼りないといっても全ての項目が当てはまるとは限りません。
順番に解説します。
自己中心的
基本的に自分のことが一番大切なので、部下の管理やフォローなどは後回し。
部下のミスなどが発生しても、上司として責任を取ってくれるようなことはありません。
なぜなら、自分の出世や評価のことが大切だから。
出世や評価にポジティブな影響を与えてくれることには積極的。
でも、逆に自分の将来について足を引っ張る可能性があることは避けて通ろとします。
仕事の実力が不十分
そもそも仕事の実力が足りていないのに出世しまった人もいます。
世渡り上手というか、勤続年数はとにかく長いとか、人付き合いが上手とか、実力がなくても出世はできることもありえます。
そのため、何か部下だけでは解決できないような問題が発生しても、上司は実力不足しているので解決することはできません。
場合によっては、問題を複雑にしてしまったり、傷口を広げてしまう可能性すらあるので安易に相談するのは危険です。
そもそもやる気がない
もう仕事そのものがどうでもいいとなっているタイプですね。
もはや肩書きだけ上司って感じなので、部下のマネジメントを放棄している感じです。
すでに出世や評価なども望んでいないので、もしかしたら自己中心的なタイプの方がマシかもしれません。
ある意味で、部下に対しても興味がないため、逆に自由に行動ができる可能性があります。
ただし、当然ながら部下が何かミスや失敗などを犯したとしても責任を取るようなことはしてくれません。
頼りにならない上司と付き合うために意識したいこと

続いて、どうやった上手く頼りない上司と付き合っていくのか意識しておきたいことを2つお伝えします。
- 上司は選べないので、そのことで悩まない
- 頼りにならない上司の下にいることをチャンスと捉える
上司は選べないので、現実として受けれる
そもそも、上司を自分の意思で選ぶような決定権が部下に与えられていないので、素直に現実を受け入れるしかありません。
会社の組織って、そういうものです。
つまり、頼りにならないような人が上司になってしまった事実をいつまでも悔やんでも仕方がありません。
むしろ大切なのは、そんな上司とどうやったら良好な関係を築いていけるのかを考えることです。
頼りにならない上司の下にいることをチャンスと捉える
もし頼りがいのある上司だったりすると、何か困ったことや相談事項があれば、上司に相談すれば簡単に解決してしまうかもしれません。
逆の言い方をすれば自分の頭で考えて仕事を進めることなく、上司に頼りっぱなしでおんぶに抱っこの状態になってしまうということ。
でも、もし頼りにならない人が上司だったら、何か問題があっても自分自身で考え、行動して解決していくことになります。
つまり上司の頼らず、ちょっと背伸びした状況で仕事の経験を積むことができるわけです。
中には失敗をして怒られるようなこともあるでしょうが、貴重な経験が自分の成長にも良い影響に与える可能性があります。
頼りにならない上司の下で働くことは不安な反面、大きなチャンスであるとも言えます。
頼りにならない上司への対策

お待たせしました。
それでは頼りにならない上司への対策の紹介です。
- 上司の周辺にいる人へヒアリングする
- 上司と良好な関係を作る
- 【諦める】さりげなく異動届を出す
- 【切り札】転職を考える
上記の通り。
順番に解説します。
上司の周辺にいる人へヒアリングする
まずは上司に関する情報を本人からではなく、周囲から集めていきましょう。
なぜなら自分の持っているマイナスな印象だけで上司ことをを頼りないと判断するのは一方的で誤った判断をするかもしれないから。
付き合いの長い人であれば、上手な付き合い方を教えてもらえる可能性もあります。
また、上司のことを憎いと思いながら一緒に仕事をしていると、ついその気持ちが行動に表れてしまうため、お互いにとって良くはありません。
そのため、上司の良い面について知ることも重要です。(きっと誰にだって取り柄はあります。)
そうすることで、相手に対する印象をポジティブな方向に変えることで、見ているだけイライラするといったストレスも減らすことができるかもしれません。
上司と良好な関係を作る
いくら頼りがないと言っても、上司との関係が崩壊するような状況にしてしまうのは避けましょう。
むしろ、そんな上司とも良好な関係を築いておくのは重要なこと。
わざわざ社内に敵を作ってしまうと、あとあと嫌がらせを受けたり、出世や昇級に影響が出てくるリスクがあります。
別に、ごますりのような態度で上司を持ち上げるような必要はありません。
相手が大変そうにしている時にヘルプに入るだけで十分です。
また自分の業務に余裕がない状況で無理に助けようとするのはやめましょう。
【諦める】さりげなく異動届を出す
現在の上司との関係性を良好なものにして、頑張ったとしても報われないケースはあります。
そんな時には、現在のポジションから異動することで強制的に上司を変えるのも1つの方法。
本当はその上司が別の部署などに異動させることができればいいのかもしれませんが、そこまでの力が部下の立場にあるわけありませんからね。
1つ注意しないといけないのは、異動届けを出す際の「理由」ですね。
さすがに「上司との反りが合わない」なんて伝えてしまうと、自分の評価を下げる可能性があるので、やめておいた方がいいです。
異動したい部署でやっている業務に対する興味などを理由に伝えるのが良いでしょう。
【切り札】転職を考える
これは最終手段ですね。
ただし上司が頼りにならないという理由だけで、転職までしてしまうのは危険。
なぜなら、転職先でも同じような上司に当たる可能性は十分あるから。
頼りにならならい上司から精神的に追い詰められてしまっているのであれば、まずは人事部の人や産業医などに相談することから始めてみるのも方法の1つ。
業務そのものは楽しかったり、給与面などは今の会社で十分満足している場合には、慎重に転職のことは考えてみましょう。
なお、転職のことも含めて将来のキャリアなどを考えるのなら、第三者に意見も含めて慎重に検討するのがおすすめ。
「そうだんドットミー」なら、ぶっちゃけ有料なんですけどね、それが逆に良くて無理に転職を進めるようなことはしないのが特徴です。
これまでにないサービスなので、まずは以下のページで詳細を確認してみてください。
頼りにならない上司への間違った対応【危険】

上司さえいなくなってくれれば・・・と思い、なんとか相手を潰そうとする強硬手段に出るような人がいますが、やってはいけないことです。
そもそも、頼りにならないといっても、会社が認めたからこそ、上司という役割を任せられてるわけです。
会社は部下の人より、上司の方が信用できると言っているのと同じですね。
なので、そんな人を潰そうとしていることがわかれば会社に対して反抗していると誤解されても仕方ありません。
また、どんなに頼りにならないといっても、上司には上司の人生があるわけです。
人の人生に意図的に悪影響を及ぼすような行為は避けましょう。
頼りにならない上司の特徴と対処法(まとめ)
頼りにならない上司だからと言って、そのことを嘆くよりも、むしろチャンスと捉えたほうが得ですね。
普通だったら任せられないような業務経験も積むことができるので、人として大きく成長できる可能性があります。
なお、くれぐれも上司の性格ややる気そのものを改善しようだなんて努力はしないようにしてください。
その役割は上司のさらに上にいる役職の人間がすることです。
また繰り返しますが、頼りないことを、「使えない」と表現するようなことは、まず止めましょう。
周囲に相談する際にも、「あいつは使えない」なんて、単なる悪口ですからね。
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