満員電車のストレでス苦しんでいるサラリーマンへ
- もの凄い力で押される、もみくちゃにされる
- 周囲が殺気立っていて恐怖
- 目的地に到着する頃には身も心もすり減らしている
- 会社では通勤時のストレスを引きずったまま業務開始
- ヘロヘロになって帰宅
こんなことで悩みにお答えします。
私は13歳(中学生)から通学で利用し始めてかれこれ満員電車の利用歴20年以上。
ちなみに自宅から都内にある会社へ行くための乗車時間は40分くらい。
朝は遅延も発生するので実際には50分とか60分とかのケースもあります
本記事は通勤時のストレスを軽減させるため、満員電車をできるだけ快適に過ごすための対策を紹介します。
この記事を読んで、明日からは無駄に消耗するのを避けてスマートに通勤しましょう。
満員電車のストレスをなくす対策(人の流れが激しいドア付近は避ける)

シンプルにドア付近に乗ることは極力避けましょう。
なぜなら、もっとも体力が奪われストレスを感じる場所だから。
当たり前ですけど、出入り口なので「乗りたい」「降りたい」という正反対の要望を持つ人たちが激しくぶつかるところ。
そこで、もっと楽で無駄な体力を使わなくて済むおすすめの場所を紹介します。
確保したい場所1:列車の連結部分
車両と車両の接合部あたりを確保が良いですよ。
混雑している電車の中で、わざわざ別の車両へ移動する人はいないため、落ち着いています。
(人の流れが激しいドア付近とは真逆の場所)
さすがに混雑度が増してくると、圧迫されてきてしまいますが、密着度はドア付近と比べれば低いといえます。
ただし、デメリットもあり。
それは降りるときです。
出口まで距離があるので混雑している状況ですと、人をかき分けて進むことができず最悪の場合、降りられなくなる可能性も。(特に背の低い女性は要注意です)
大きな声で「降ります!」など、周囲が道を空けてくれるようなどの工夫が必要です。
ターミナル駅など、大量の乗客が下車する場合などはあまり苦労しないかもしれませんが、数人しか降りないような駅では注意してください。
確保したい場所2:車内の中ほどへ進みつり革を掴む
続いてご紹介するのは、車内の中ほどまで進んだ両側が7人掛け椅子の前あたり。
これも先ほど列車の接合部を利用するのと同様に、人の入れ替わりが起こりにくい所です。
また可能であれば、つり革にもしっかり掴んでおきたいところ。
なんなら、これほど満員電車において心強いアイテムはありません(特に女性の方)。
ちょっと無神経な人が急激に自分に体重をかけて押してくるような状況になったとしても、掴まっておけば何とか耐えしのぐことができます。
運よく目の前の席が空いた場合には、迷わず座ったほうがいいですね。
たとえ1駅の区間だけでも体力が回復できます。
もちろん、周囲にシニアの方や、妊婦さんなどがいれば、譲ってあげましょう。
満員電車のストレスをなくす対策2( 周囲の乗客とは極力関わらない)

閉鎖的な空間の中で身動きの取れないような状態が次の駅に到着するまでの数分~10数分の間続くわけです。
イライラする人や変な気を起こしてしまう輩が出てきてもおかしくありません。
そのため、物理的には大変距離が近い状態ですが、気持ち的には距離を置くような感覚でいましょう。
トラブルに巻き込まれないよう注意する
最近、混雑状況にイライラして怒りの矛先を駅員にぶつける人もいますが、乗客同士でのトラブルも多発していると聞いたりしませんか?
原因は多くの場合密着している周囲の人間との間で起こっているものばかりです。
具体的には以下の通り。
- 相手に対して一方的に寄りかかっているような状態
- 自分の聞いている音楽の音量が大きすぎて外に漏れている状態
- 自分の荷物が相手にあたってしまっている状態
満員電車なので不可抗力的なところはあっても、最低限のマナーとして相手への配慮はしておきたいところです。
できるだけ周囲との間に小さな空間を作れる状態にしておくのが理想だと思います。
なお、男性の方は女性が近くにいるときには特に気をつけましょう。
変な誤解が生まれて最悪の場合、社会的地位や信頼を失う可能性だってありますよ。
苦しい、イライラしている顔を見ると余計に消耗する
精神的なダメージを回避するため、できるだけ周りの人の表情を伺ったり、目を合わせたりすることは避けましょう。
外の流れる景色を眺める、手が動くような状態であればスマホに触っているとかでも良いです。
誰だって疲れている人やイライラしているような人の顔なんて見たくないですよね。
気付かないうちに自分の気持ちも周りから影響を受ける可能性があります。
自分の世界に入る
スマホのゲームでも良いですし、外の景色を見るでも、自分にとって没頭できるものであれば何でもOKです。
混雑している窮屈な状況から精神的な意味で開放されることが目的。
ただし、集中するあまり降りる予定の駅を乗り過ごさないようにしましょう。
周囲に迷惑がかかる行動もトラブルの元です。
満員電車のストレスをなくす対策3( 時差通勤を利用して消耗しない)

もし会社や学校がOKなら、この方法がもっとも効果的です。(前提を覆すような話ですが)
最近ですと、東京都で「時差Biz」といった取り組みもされていて話題ですね。
私の場合、できるだけ早い時間に電車に乗ることを心掛けています。
利用している都内へ向かう私鉄の場合、ピーク時より1時間早く電車に乗ると、ピーク時の半分ぐらいの混み具合です。
しかも、途中の駅で座れる可能性が格段に上がります。
また早く会社へ出社したメリットとして、誰もいない職場で仕事に集中できるといったおまけも付いてきます。
きっと混雑で消耗しなかった体力が仕事での集中力にもポジティブに働いているかと思います
会社次第ですが、フレックス制度を導入している場合には早く出勤した分だけ、退社時間も早めることができる場合には、帰宅時のラッシュも避けられる点で一石二鳥ですね。
満員電車のストレスをなくす対策4( 始発の駅から電車を利用して座って通勤)

満員電車では、立っているのと座っている状態でのストレスは雲泥の差がありますよね。
ですので、確実に座って移動ができるよう始発のある駅で途中下車して、始発電車を狙うのという方法です。
なお、始発で座るためには同じように座りたい人が多くいることから、ホームで順番待ちをしないと座れないケースもあります。
「折り返し乗車」は不正乗車に該当する恐れがあるのでNG。罰金を取られるリスクがあります。
くれぐれも反対方向の電車に乗って始発駅へ向かう満員電車のストレスをなくす対策(まとめ)

- 人の流れがあまりないポジションを確保する(車両の接合部付近や車内の中ほどがおすすめ)
- 閉鎖的で身動きの取れない状態では乗客のストレスも大きいため、極力人との接触は避ける
- 会社や学校がオーケーであれば、メリットの多い時差通勤がおすすめ
- 条件が揃えば始発のある駅に途中下車して、座って通勤もあり
究極を言えば、電車に乗らないで出勤するのがベストですが、現実はそう甘くはありません。
今回は明日からでもすぐに始められるものを中心に紹介しました。
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