こんなお悩みにお答えします。
この記事を書いている僕が実際に手ぶら通勤を実施してみました。
結論を先にお伝えすると、手ぶら通勤をオススメしません。
理由をまとめると以下の通り。
- 急な天候の変化
- 出社後、取引先への訪問に困る
- 着ていた上着を脱いで手が片方塞がれる
- 身だしなみや突然の体調不良に対応できない
- 同僚の目をひく
手ぶら通勤は身軽るなんですけど、「想定外」のことが起こった時にすぐに対処ができず苦労しました。
コンビニなどで買ってしのぐなど、余計な出費も発生しました。
もちろん、何も起こらなければ余計な荷物を持たずに済むのは楽かと思います。
でも、ぼくの場合、都内のオフィスに1時間ほどかけて通勤しています。
そのため、ほぼ毎日の往復2時間の中で何かしらのハプニングに出会うケースって意外と多かったです。
とにかく通勤カバンが教科書やノートでギュッとつまった小学生のランドセルのように重たくない限りは持っていて損はありません。
ちなみに僕は通勤にリュックを使用しているので両手が常に自由です。
本記事では、手ぶら通勤を実際に行ってみて失敗した体験談をお伝えします。
手ぶら通勤とは?

手ぶら通勤とは、会社(仕事)で必要な持ち物を極端に減らすことでカバン(バッグ)を持たずに出勤することです。
最低限の持ち物は、基本的に上着やズボンのポケットの中に入れる程度に済ませます。
さすがに、 着のみ着のまま何も持たないというわけではありません。
持ち物リスト
僕が手ぶら通勤を行うために用意した最低限のアイテムを紹介します。

- 財布
- キーケース
- スマホ
- イヤホン
上記の通り。
財布の中には定期券や会社で入室する際のセキュリティカードが入ってます。
キャッシュレス決済使えば財布もなくせるかもと意気込んだものの、スマホの電源が切れたら死亡フラグなので止めました。
ちなみに普段、スーツやジャケットなどを着る機会が少なめ。(IT系企業なのでユルい。)
用意した持ち物はズボンの中に全て納まる感じです。
手ぶら通勤で失敗した5つのこと(デメリット)

実際に手ぶら通勤で一週間ほど試してみて辛いと感じた点は以下の通りです。
- 急な天候の変化
- 出社後、取引先への訪問に困る
- 着ていた上着を脱ぐ→片手が塞がれる
- 身だしなみや突然の体調不良に対応できない
- 同僚の目をひく
1つ1つ解説していきます。
急な天候の変化
まあ、あるあるです。
これまで通勤カバンの中には折りたたみ傘を100%常備だったので、夏のゲリラ豪雨でも対処は可能でした。
でも、手ぶら通勤では、そうはいきません。
- 雨宿りして、天気の回復を待つ
- 濡れることを許容する
- コンビニなどで傘を購入
上記のような対処法が考えられます。
でも、通勤途中なので①天気の回復など待っていられませんし、②濡れたまま出社も微妙です。
そのため、コンビニでビニール傘を買ったわけですが、ちょっと痛い出費でした。
出社後、突然の取引先への訪問に困る
普段、会社のオフィス内で働くケースがほとんど。
でも、たまに取引先より急な呼び出しを受けて外出するケースがあります。
相手の来訪ならカバンを持っていなくても問題はありませんが、訪問する場合は話が別。
さすがに手ぶらでいくのは相手にも失礼ですし、打ち合わせとか厳しいですよね。
予めスケジュールがわかっていれば通勤カバンの用意をしておけましたが、さすがに当日の対応は無理でした。
着ていた上着を脱ぐ→片手が塞がれる
僕の体質的に少し暑がりなところがあります。
そのため、通勤途中でも電車に乗る際などには上着を脱ぐケースがあります。
通勤カバンがあれば、折りたたんでしまっておくことが可能です。
でも、手ぶら通勤では、そうはいきません。
結局、脱いだ上着で片手をふさがれてしまい、電車内は身動きが取りにくい状態になってしまいました。
身だしなみや突然の体調不良に対応できない
普段僕は男性ですけど小さなポーチを通勤カバンに入れています。

主な用途は以下の通り。
- 身だしなみを整える
- 常備薬が使えるように
身だしなみとは整髪料や制汗剤など周囲の同僚が不快に感じさせないためのエチケットとして。
また、薬は急な体調不良もセルフケアができるようにしておくためです。
使用頻度は、そこまで高くはありません。
「いざ」となった時にすぐに対処できるという安心感も含めて、通勤時には必要な持ち物と改めて思いました。
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同僚の目をひく
みんな通勤カバンを当たり前のように持っている状況の中で、一人だけ「手ぶら」の状態は目立ちます。
人によっては「仕事に必要な道具を持っていない=やる気がない」といった誤解される可能性もあります。
この辺りは相手の受け止め方次第ですけど、少なくともポジティブな印象を与えているわけではなさそうです。
手ぶら通勤が良いと感じたこと(メリット)

手ぶら通勤の場合、必要な時に持ち物がないことで苦労しまたが、良い点もあったので共有します。
- 身軽るに動ける
- 忘れ物などの心配がない
上記の通り。
身軽るに動ける
通勤カバンを持たない状態というのは非常に身軽です。
歩いている時も、電車に乗っているときも荷物がないだけで、動きやすさはだいぶ異なります。
特に普段からパソコンなどを持ち歩いている人は、かなりの開放感あります。
僕の場合、通勤カバンはリュック。
感覚としては、背負わなくなったことで肩こりも多少へった感じがしましたね。
忘れ物などの心配がない
通勤カバンを置き忘れるような心配がなくなります。
例えば、通勤中に電車の吊り棚などにカバンを置いたまま降りてしまう人ってたまにいますよね。
でも、手ぶらなので、そもそも忘れ物をするということがなくなります。
普段から忘れ物が多い人にとっては、心配事を1つ減らせるかもしれません。
手ぶら通勤で持ち物を減らしたら大変だった話(まとめ)
本記事では、手ぶら通勤を実際に行ってみて失敗した体験談をお伝えしました。
手ぶらによる身軽さや忘れ物などの心配はないというメリットはあります。
でも、いざという時に必要な物が「ない」という状況は、かなり不便
その状況に陥ることが意外と多かったかなというのが実際に手ぶら通勤しての感想です。
なので、重い物を持って移動する面倒なところはありますが、他人の目もありますし、仕事なのでカバンを持って通勤するのが良いと思います。
ちなみに2020年の夏からレジ袋も有料化すると言われています。
どうしても通勤カバンを持つのに抵抗を感じてしまう人は、少し小さめの鞄でサコッシュを検討するのもありです。
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