ゴリゴリの営業マンではないですが、このスタイル歴は5年です。
上司や同僚から、社内で姿見えないのでサボっているように見られていて不安です。
ちゃんと仕事をしているアピールってどうすればいいんだろう・・・。
- 直行直帰のメリットってあります?
- サボっていると思われないためには、どうすればいい?
こんな悩みに回答する記事です。
直帰直行って、会社に出社することがないため、人によっては仕事をせずに1日遊んでしまう人もいるのは事実。
テレビのドラマや小説などでも、パチンコ屋や喫茶店で過ごしてしまうダメ社会人が登場してくるシーンなどもあるあるですよね。
結論から言えば、直行直帰でも真面目に働いていると信頼してもらうことは可能です。
きちんと仕事をしていることを社内の人間がわかる形で証明できればOK。
僕自身、これから紹介する対処法を実践することで、評価面談などでは逆に高評価もらっています。
たまに外出中に仕事の対応の早さから、社内にいると誤解されるようなこともありますw
記事の前半では、直行直帰のメリットやデメリットに触れつつ、後半にはサボっているとは思わせないための具体的な対処法を紹介します。
この記事を読めば直行直帰の特徴を把握して効率的に働けるようになり、また社内でもポジティブな評価を受けられるようになるはずです。
直行直帰とは?

直行直帰とは、自宅から会社には出社せずに営業先や取引先などに訪問し、用が済んだあとは会社に立ち寄らずに帰宅することです。
ざっくり言うと、一度も会社へ出社することなく、外で仕事をすることですね。
ちなみに、朝、直行した後に会社に戻って仕事をするケース(直行だけ)、夕方に営業先に訪問後、そのまま直帰するケース(直帰だけ)といった使い方もあります。
主に外回りがメインとなる営業の人が使うケースが多いですね。
それと現場作業がメインとなるような建設関係の職人さんなども該当しますね。
直行直帰のメリット

まずは直行直帰のメリットを解説していこうと思います。
サボりと思われる可能性がある上に、メリットもないような状況であれば魅力がないことになってしまいますから。
- 効率的に時間を活用できる
- 無駄な会議や会社の付き合いも不要
上記の通り。
1つ1つ説明していきます。
効率的に時間を活用できる
これは非常に大きなメリット。
わざわざ会社へ寄ったり、戻ったりする必要がないため時間を有効活用できます。
例えば、自宅が東京、会社が大阪、営業先が名古屋とします。(わかりやすくするために、ちょっと大げさな例です。)
わざわざ、大阪にある会社へ出社したあとに、取引先の名古屋へ訪問ってしないですよね…?
帰りも同じこと。
わざわざ名古屋から大阪に戻ったあとに、東京へ帰宅するようなおバカなことはしないはず。
会社で大切な会議あるとか、納品物が会社に保管されているとか、会社でしか対応できない特別な用事がないかぎり、出社する必要はありません。
空いた時間は、自宅や訪問先の近くのカフェなどで仕事をすれば効率的。
また直帰であれば、朝は少しゆっくり、夜は少し早く帰宅できなどプライベートにもプラスです。
無駄な会議や会社の付き合いも不要
出社しないので無駄な会社の会議や夜の付き合いなどに巻き込まれずに済みます。
残念ながら会社はみんなが真面目に仕事をしているわけではありません。
自分のサボっている状況を正当化しようと、会議をわざと長引かせたり、仕事とは関係の話をしてくる人がいるのも事実。
でも、外出していれば影響ゼロです。(たまに、わざわざ電話してくる輩もいますが。)
会社では人間関係に悩まないように、あえて孤独をしている僕ですが、外出していれば心配不要。
自分のペースで黙々と仕事をしています。
直行直帰のデメリット

つづいて直行直帰のデメリットを紹介します。
- 落ち着いて仕事できる環境を確保できない
- 余計な経費が自腹で発生
- 社内の人間に気軽に相談できない
- 経費精算が面倒
上記の通りです。
順番に解説します。
落ち着いて仕事できる環境を確保できない
基本的に外出先で仕事をするので、静かな場所で集中して仕事をするのは難しいです。
カフェとかコワーキングスペースが主な作業場所となりますが、いずれも不特定多数の出入りが発生するので、決して落ち着いているとは言い難いです。
セキュリティの問題から荷物を席に置いたままトイレへ行くのは危険なため、いちいち貴重品を持って移動しないといけません。(パソコンがとにかく面倒)
また、お昼の時間帯などは、混雑のために席の確保が難しい時もあるので大変です。
その点、職場であれば自分の机は確保されていますし、トイレやコンビニへ出かけるのも財布だけ持っておけばいいので楽ですね。
余計な経費が自腹で発生
これは外で仕事をするためにカフェやコワーキングスペースなどを利用した際に発生する費用ですね。
会社によっては、経費扱いしてくれるようなところがあるかもしれません。
でも、僕が過去から今まで就業した会社の4社では基本的に自腹・・・これが意外とお金かかるんですよ。
1日外にいるとなると、2回〜3回はカフェに入るのが当たり前という人もいるでしょう。
節約重視だったら、マックの100円コーヒーで粘る方法もありですが、さすがに一度に何度も行くのは辛いですね。
僕の場合は、節約のために訪問先のビルのエントランス部分に設置されているソファーを利用したり、ショッピングモールやデパートのフリースペースなどを活用しています。
社内の人間に気軽に相談できない
社内にいるときにはうっとうしい存在の同僚や上司でも、時には助けを借りたい時だってあります。
自席にいれば、隣の人に一言声をかければ済むことも、社外いるとそうはいきません。
まず、電話してから、相手につないでもらうのに一手間かかります。
そして、会社の状況は外からだとわからないため、連絡しても離席中だったりするケースもあるわけです。
しかも、わざわざ他の作業を中断して電話に出てもらうわけですから、相手にとってもタイミング次第では迷惑な話。
そのため、社外にいると社内の人には気軽に相談ができない上、社内にいるときより気を使わなければなりません。
経費精算が面倒
これは直行直帰の後の作業ですね。
基本的に取引先へ行くには電車やタクシー、時には新幹線や飛行機などを利用するため、あとで経費精算する手間が発生します。
これは意外と面倒だし、間違った内容で提出すると立て替えた自分のお金がなくなります・・・。
最近だと、スマホのカメラで領収書を自動で読み込んでくれる機能があるサービスや、スイカやパスモなどのICカードの情報を読み取ってくれるものもあるそうです。
ただ、残念ながら勤め先ではそんな便利なサービス採用してくれていません・・・。
毎回、タクシーなどの領収書はA4用紙に貼り付けて提出するなどの無駄な作業が発生します・・・。
毎月1回、経費精算が発生しますが、もろもろ入力したり紙の用意などで30分くらいは時間を無駄にしていますね。
直行直帰でサボりと思われてしまう理由
ずばり、外でどのような行動をしているのか見たり、聞いたりすることが社内の人間は確認することができません。
そのため、直接サボっていることを事実として把握しているわけではありませんが、何となく外出先で好き勝手やっているような気がしてしまうわけです。
テレビドラマとかでも、サラリーマンが仕事の合間にパチンコをやったり、喫茶店で漫画読んだりしているシーンとかってあったりして、何となく世間にも直行直帰ってマイナスなイメージがついているのかも。
普段から会社でも真面目に仕事に取り組んでいなかったり、遅刻の多い人などは特に注意が必要ですね。
というのも、普段の態度のせいでマイナスな印象を持たせてしまっているから。
仮にその人が外出先で真面目に働いていたとしても、あらぬ疑いをかけられてしまうかもしれません・・・。
直行直帰でサボりと思われないための対処法

ここでは、サボっているなんて言わせないための対処法を3つ紹介。
- スケジュールなどをオープンに
- 社内と連絡をマメにする
- 数字などわかりやすい結果を出す
サクッと順番に説明します。
スケジュールなどをオープンに
まずは、1日の予定は誰がみてもわかるように、スケジュールをしっかり入れて公表しましょう。
これを見てくれれば、どこで何をしているのかという情報を提供できるので、第三者が勝手な憶測されるような心配なし。
ただし、スケジュールのところに「終日外出」と言ったようなザックリとした書き方はNG。
そもそもスケジュールの目的は自分が約束した時間に取引先へ訪問することが目的。
そのため、まずはスケジュール通りに動くことができるようにしておくことが大切ですね。
結果的に、その情報をそのまま社内の人間にも共有しておけばOK。
ちなみに取引先から別の取引先へ行くまでの間の予定も工夫しています。
「作業」「訪問先準備」などの内容を入れて、隙間時間も仕事をしていることをさりげなくアピールしています。
社内との連絡をマメにする
これはダイレクトに社内の人間に対して仕事をしていることが明確伝えられるため重要なこと。
僕の場合、チャットツールでのやり取りなどはスマホでも対応できているので、移動中でも積極的に社内の人間とやり取りをしています。
あっやり取りしていると言っても、無駄話ではありません。
例えば当日の訪問先での商談の内容を社内で展開しておくといった部類の話。
また、メールなどで取引先などへ連絡する際には、CCに社内の人間の名前を入れておくのもいいですね。
メールが送られている送信時間を見てもらえれば、勤務時間中に仕事をしている証拠にもなります。
しかも、取引先からメールの内容に関する連絡が会社へあった場合、CCのメールに入っている人間がフォローすることも可能なので、おすすめです。
なお、電話の相手が出るかはデメリットでお伝えしたとおり繋がらないケースもあります。
でも、少なくともサボっている時に電話などしませんから、電話をかけたという事実だけでも十分アピールできていることになります。
売上などわかりやすい結果を出す
これは究極ですね、仕事のプロセスを抜きにして、数字という結果で証明すること。
ぶっちゃけ、結果が出ていれば多少サボったりしていても誰からも注意を受けることはないはずです。
多少ならスケジュールをオープンにしなくても、社内とマメに連絡しなくてもOK。
でも、結果を出しているからと一匹狼で好き勝手やるのはダメですよ。
良い結果を出し続けることが永久に続くことはなく、いつかスランプに陥るような状況もくることも十分ありえます。
そんな時には、結果の良かったときの行動でさえ、実はサボっていたなんて疑われても仕方ありません。
結果を出すことは仕事の成果として高く評価されるものですが、少し先のことを考えた上で行動することが大切です。
直行直帰はサボり?思われないための3つの対処法(まとめ)

- 無駄に会社へ立ち寄る必要もないため、時間が有効活用できる
- 会社で無駄話や夜の付き合いも発生しないためストレスは少ない
- 落ち着いて仕事に集中できる環境の確保が難しい
- 社内の人と連絡するにも一苦労する場合あり
- サボリと思わなせいためスケジュールを細かく書いてオープンにする
- 社内にマメに連絡を入れる
- 営業の場合、売上でしっかり結果を出していれば言うことなし
ということで、サボっているように社内の人間から思われないためには真面目にコツコツと連絡を取りながら、日々の動きがわかるようスケジュールを可視化しておくのがおすすめです。
ちなみに、直行直帰を毎日繰り返すような感じは正直、辛いですね。
社内の人間との最低限となる信頼関係の構築もできず、気薄な関係になる可能性が高いです。
そのため、自分の立場や業務内容にもよりますが、週に1〜2回とかで予定を入れて外出できるとバランスも取れていると、ちょうど良いのではないかと思います。
ちなみに僕は普段、週1日でリモートワークで仕事をしているスタイルなので、「社内」「自宅」「外出先」の3つの場所で仕事をしています。
様々な場所で仕事をすることで気分転換にもなる上、職場以外では時間の使い方も柔軟にできるため、子育て中の方なども活用しましょう。
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