当時は失敗続きで苦しかったですが、振り返ればチャレンジして正解でした。
自分には経験なんてないし、正直なところ失敗しないか心配。
もう少し勉強したり、経験を積んでから立候補したほうがいいのか迷う・・・
こんなお悩みに回答します。
本記事は主に20〜30代の若手サラリーマンに向けて書いています。
会社で働いていると、ちょっとしたミスや失敗を犯して上司や取引先から怒られたりすることってありませんか?
または会社の目標である売上や利益などを達成するために、プレッシャーをかけられて精神的に辛いと感じることはありませんか?
特に仕事で新しいチャレンジをした際には、より上記のようなケースに遭遇する可能性が高まります。
ましてや結果的に失敗したとして、それが出世や昇給などに影響したり、同僚から後ろ指をさされるような状態になるかもしれません。
でも、それでも会社でチャレンジできるチャンスがあれば、見切り発車OKなので、積極的に手をあげましょう。
なぜなら、仮に失敗しても得られるメリットのほうが圧倒的に多いから。
確かに簡単なことではありませんが、短期間で成長することが可能です。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」ということわざは、あながち間違ってはいません。
僕も20代の頃は、経験や実績がなくても積極的に新規事業などに立候補して、たくさん失敗しました。
当時は苦しいと感じることの方が多かったのですが、今となっては良い経験をたくさん積めて良かったというのが正直な感想です。
本記事では見切り発車でいいので、仕事は失敗を恐れずに機会があれば挑戦するべき理由を中心に解説します。
見切り発車の仕事はあり(チャレンジすべき理由5つ)

なぜ失敗をしてでも、仕事で挑戦することが大切なのかを紹介します。
- 迷っていたらチャンスが他人に取られる
- 成功か失敗なんて、やってみないとわからない
- 失敗しても命までは取られない
- 走りながらリカバリーできれば問題ない【トライ&エラー】
- 経験は買うことができない貴重なもの
上記の通り。
順番に解説します。
迷っていたらチャンスは他人に取られる
自分だけに用意された専用チャンスなんて普通はありません。
会社であればたくさんの同僚という名のライバルが存在します。
そのため、迷っていたら別の誰かが手を挙げてしまう可能性があります。
今回は見送って、次回のチャンスが来たらチャレンジしようという考えは甘いです。なぜなら、同じようなチャンスが2度来るとは限らないから。
少しでも興味のあるチャレンジがあれば、他人よりも早く決断して立候補するのが重要です。
成功か失敗なんて、やってみないとわからない
ビジネスにおいて100%成功することが保証されているものなんてありません。
そのため、失敗を恐れるあまり、いつまでもチャレンジできないのは、ただチャンスをみすみす逃しているだけ。
よく万全の準備をしてからじゃない挑戦できないという人もいますが、単なる言いわけです。どんなに石橋を叩いたとしても、失敗するときには失敗するし、見切り発車でスタートしたけど成功したというケースもあります。
つまり、始める前から結果のことを気にする必要ありません。
それよりも、やってみたいという気持ちのほうが重要です。
失敗しても命までは取られない
仕事で新しいことにチャレンジする時にもっとも恐れているのは失敗すること。
最悪失敗しても命まで取られるようなことはないので安心してください。
そもそも、あなたにチャレンジする機会を与えてくれたのは会社です。
もしダメだったとしても、失敗した責任は上司や社長など、上の人たちがどうにかしてくれるはずです。
仮に失敗した後に会社で働き続けるのが辛いのであれば、新しい環境を求めて転職すればOK。(ちょっとずるいですけど)
なお、サラリーマンとしてではなく、個人で何か新しいチャレンジをする時は、ちょっと話が変わってきます。
僕は現在、個人で不動産の大家さんをやっており銀行からも借り入れを行なっています。
もし毎月のローンの支払いが滞るような状況になれば、最悪マイホームを手放さないといけないかもしれません。
つまり、個人で何か新しいチャレンジしている場合、結果が伴わなかった際には自分で責任を取る必要ありです。
そう考えると、サラリーマンとして会社という後ろ盾がある状況で仕事にチャレンジできるのって恵まれた条件だと思いませんか?
ビジネスは一発勝負ではなくトライ&エラーを繰り返しながら成長させるもの
ビジネスの場合、スポーツなどの競技のように一発勝負ではなく、走りながら様々な施策を試しながら進めることが可能なケースが多いです。
僕のいるIT業界では、とくにこの認識が強く、リリースしたサービスが思わしくない場合は「ピボット」といって途中でサービスの内容や方向性を変える場合が多々あります。
世界的に有名なfacebookやinstagramなどもピボットを行なった結果、飛躍的に成長したという事例があります。
つまり、チャレンジしてみて仮に最初はうまくいかなかったとしても、セカンドチャンスやサードチャンスがあるということ。
だからこそ、失敗する可能性ばかりを気にして最初の一歩を踏み出せないのはとてももったいないですよ。
経験は買うことができない貴重なもの
まさにプライスレス。
挑戦した者だけが得ることができる経験は何物にも変えることはできません。
本やビジネススクールなどで勉強することよりも、何倍も学びが多いといって良いでしょう。
もちろん、それは成功でも失敗のどちらの結果でも得られる経験はかけがえのないもの。
だからこそ失敗を恐れて新しい経験を積むことを拒んでいては損ですよ。
特に20-30代の人はやり直しが十分できる時だからこそ、トライする価値ありですね。
僕も若い頃は失敗恥ずかしいとか思っていて、思い切れなかった時がありました。
でも、周囲がどんどんチャレンジする人ばかりで、彼らに刺激を受けて俄然やってやろうって気持ちになることができました。(周りからの影響受けすぎですけどw)
見切り発車の仕事ができない場合(副業で小さなトライを繰り返す)

そうはいっても、見切り発車ができるようなチャンスそのものが存在しないケースという人も中にはいるでしょう。
これは本人の問題ではなく、会社の環境が影響しているため仕方ありません。
そんな人には、本業とは別に副業にトライしてみるのも手です。
ただし、副業に力を入れすぎてしまうあまり、本業が疎かにならないように注意してください。
副業禁止といった会社が存在するのも事実なので、まずは就業規則などで環境が用意されているのかも確認しましょう。
本業も副業も見切り発車ができなければ、環境を変える
本業でもチャレンジする機会がなく、かつ副業も禁止しているような状況であれば転職を考えるのも1つの方法です。
すぐに始めるというより、まずは転職サイトなどに登録してみて自分の客観的な評価を確認したり、希望するような会社がありそうか調査するくらいでOK。
くれぐれも慎重に検討してください。
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見切り発車の仕事はあり(迷惑をかけないか心配)

見切り発車でチャレンジすることによって、他人に迷惑をかけてしまうことを恐る人もいますが、気にする必要はありません。
そんなことを考えていたら、せっかくのチャンスを失う可能性だってあるので、一旦忘れてしまって大丈夫。
結局、仕事でミスや失敗をすれば周囲に迷惑をかけてしまうのは見切り発車の有無にかかわらず起こり得る話。
そのため、仮に迷惑をかけるような状況になったとしても、誠意を持って謝罪すればOKです。
見切り発車の仕事(まとめ)

本記事では見切り発車でいいので、仕事は失敗を恐れずに機会があれば挑戦するべき理由について紹介しました。
これまでの人生、とにかく石橋を叩いて渡るがごとく慎重に生きてきた人にとって失敗ほど怖いものはないかもしれません。
ただ、人生の中で勝ち続けるようなことは不可能。
むしろ若いうちにたくさんの失敗をした方が、その後の人生における立ち振る舞いにもポジティブな影響を与えてくれるはずです。
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