仲の良い友人から、聞いている身としては楽しくないと指摘されたばかりだったのに。
どうすればいいですか?
こんな悩みにお答えします。
つい自分のことを認めてもらいたい、褒めてもらいたい気持ちが大きくなって、自慢話をしてしまっていませんか?
特に男の人!
残念ながら聞き手は楽しくもないし、正直なところうざいと思われている可能性が大きいですよ・・・。
ちなみに自慢話の典型と言えば以下の通り。
- 仕事ができて優秀(大企業に就職している)
- 成績が良くて学歴が素晴らしい
- 異性からモテる
- 様々なブランド品を持っている(たくさんお金を持っている)
- SNSでたくさんのフォロワーがいる
- 容姿が美しさまたはたくましさ
- プライベートが充実している
- 自分のパートナーや子供などが優秀
もし気づかないうちに上記のような話題を普段口にしている場合には注意が必要ですね。
自分の気づかないうちに自慢話になっているのはタチが悪いです。
本記事では自慢がうざいと感じさせてしまう理由と自慢話をしないようにするための対処法を紹介します。
この記事を読んで、相手に不快な思いをさせることなく、楽しく会話ができるようになりましょう。
自慢がうざいと言われる4つの理由

そもそも、なぜ自慢話しをすることで相手が嫌な気持ちになってしまうのか解説します。
- 内容が相手のコンプレックスを刺激している
- 話した後の相手からの反応を期待している
- 自分の話ばかりをしたがる傾向にある
- 見た目とのギャップがある
上記の通り。
1つ1つ解説していきます。
相手のコンプレックスを刺激している
自慢している内容が相手にとって劣等感を感じさせてしまっているケース。
自分が嫌なことや、気にしていることが話題に出るわけですから、決して自慢話を楽しく聞くことなんかできません。
むしろ、嫌味を言われているのはでないかと捉えてしまう人もいるでしょう。
例えば、異性にモテないのは生まれ持った容姿のせいで悩んでいる人が、容姿が良い人間が告白された自慢話を聞いても楽しくないと思うのは当然ですよね。
そもそも自慢話は聞き手よりも自分の方が優れていることをアピールしているようなもの。
なので、相手を刺激するような内容の場合には反発を食らうのも当たり前です。
話した後の相手からの反応を期待している
自慢話をする人は、話を聞いている相手が「凄いですね」などのポジティブな反応を期待しています。
でも、聞き手からすれば、そんなことはどうでもいいわけです。
わざわざ相手の話を聞いた上、相手が望むようなリアクションを取る必要はありません。
社会人だったら、上司や取引先などの接待をした際に、仕方がなく反応しないといけないこともありますが。
そんなときに話し手が「〜なんだよ。俺すごくない?」なんて言ってきたら、うざいですよね。
自分の話ばかりをしたがる傾向にある
自慢話をする人は、つい自分のことばかり話す傾向にあります。
なぜなら、自分は相手よりも優れていると思っているので、相手のことをあまり考えずに自分の欲望のままに話すといった感じですね。
元来、人間って人の話を聞くよりも、話す方が快感を得やすい傾向にあると言われています。
そのため、仮に相手が話している内容も最後まで聞かずに、途中で話を遮って自分の話を始めてしまいます。
しかも、その自分の話の中には自慢の要素が入っているとなると、聞き手からすれば最悪の印象ですね。
見た目とのギャップがある
相手の見た目からは想像がつかないような自慢話があると、なんだか嘘っぽくて信じられない=うざいといった感じになってしまいます。
なぜなら、人は相手の見た目でイメージを固めているから。(意外というか、人の印象は見た目が重要なんです。)
例えば、だらしない格好をしている人がどんなに自分の家が綺麗に掃除されているかを自慢したところで、なんだか嘘っぽく聞こえませんか?
確かに良い意味で相手を裏切るギャップはあります。(見た目が怖そうな人が実はとても優しく接してくれたとか。)
でも自慢をするケースでは、仮に事実だったとしても信じてもらえず、相手にネガティブな印象を与える可能性が高いですね。
自慢がうざいと思われないための対処法(3選)

自慢話は相手にとってうざい印象を与えるだけがわかったところで、無駄な自慢話をしないためのコツを紹介します。
- そもそも相手に期待しない(自分で自分を褒めれば十分)
- 自分の話は質問されたら答える程度にして、聞き役にまわる
- 口を使うのではなく、行動で示す
上記の通りです。
1つ1つ紹介します。
そもそも自慢話では期待するような反応はないと認識する(自分で自分を褒めれば十分)
根本的なことなのですが、ぶっちゃけ自慢話をすること自体やめたほうがいいですね。
なぜなら自慢しても相手からポジティブな反応はなく、むしろマイナス印象を与えるだけ。
だからこそ、自慢話をしても損をするだけということを認識しておきましょう。
もしあなたが有名人や芸能人のような存在で、熱狂的なファンの前で話をするのであれば問題ないかもしれません。
でも、それ以外の友人や会社の同僚などの普通の人間関係ではNGです。
自分の話は質問されたら答える程度にして、聞き役にまわる
相手から聞かれたことしか回答せず、後はひたすら相手の話を聞くことで自慢話をする機会を少なくします。
自慢話をしてしまう原因の1つは、自分の話したいことを自由に話してしまうから。
そのため聞かれたことだけを答えればいいのです。
まるで面接のような感じの印象を与えるかもしれませんが、お互いの会話がどんどん飛び交うので問題ありません。
きっと自慢話をしていて退屈に感じさせてしまっていた相手も、自らが話す機会が増えたおかげで楽しいと感じるはずなので、お互いwin-winな関係になれますね。
口を使うのではなく、行動で示す
もし自分の頑張っていることや大きな成し遂げたことを周囲に伝えたいと思った時には、自ら語るのではなく、それを行動で示しましょう。
すると自分が自慢する必要もなく、周囲が勝手に賞賛してくれるようになります。
例えば、仕事が出来るオトコであることを周囲にしてほしい場合には、自らが語るというより売上という結果を出すことが重要です。
また鍛えられた筋肉などをアピールしたければ、重いものを軽く持ち上げるなどすればOK。
本当に周囲から一目置かれるような存在は、自ら自分が凄いなんてことは言わないってことです。
ちなみに自慢話とはちょっと毛色が異なりますが、褒められたいと思う欲求は人を疲れさせます。
よろしければ、こちらも参考にどうぞ。
「褒められたい」で疲れた人必見!その承認欲求は今すぐやめるべき3つの理由
自慢話をしたいなら不特定多数の人に対してさりげなく発信

人間ですから、やっぱり自分が頑張った成果を誰かに聞いてもらいたいと思う時もあると思います。
(行動では示すことが難しいシチュエーションもあったりしますよね。)
そういった場合には、ツイッターでつぶやくのがおすすめです。
この方法であれば、長い話で聞き手の貴重な時間を奪うようなことはありません。
しかもスマホ1台あれば手軽に完結できます。
ただし、内容によっては反応がないかもしれません。
厳しい話ですが、自分の自慢したかったことはその程度だと思うくらいがいいですね。
なお、中には変な輩が好ましくない反応をしてくる可能性もありますが、気にせずブロックするかミュートしましょう。
自慢がうざいと思われないための対処法(まとめ)
本記事では自慢がうざいと感じさせてしまう理由と自慢話をしないようにするための対処法を紹介しました。
自分にとっては自慢とは思わないような内容でも、相手によっては自慢と捉えてしまうケースもあります。
そのため、自分のことを話す際には相手との関係性(立場や性別、年齢)なども意識するようにするのがおすすめです。
よろしければ、こちらの記事も参考にしてみてください。
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