ベンチャー企業で激務な毎日と中小企業で暇な時も過ごしたことのあるゴウです。
でも、今度の職場は逆に暇すぎて、仕事がつまらないです。
無い物ねだりのような気がするのですが、再び仕事を変えたほうが良いでしょうか?
- 毎日、仕事がつまらない。このままでいい?
- やっぱり転職?他にも方法ある?
- 暇な仕事を充実させる方法はある?
仕事が暇だと、1日がとっても長く感じますよね。
高校や大学の頃に退屈な授業を受けている時と同じ。
あの頃のように、隠れて居眠りしたり、漫画読んだりしたいところ・・・
でも仕事だと、そうはいきません。
結論を先にお伝えすると、方向性としては以下の3つがあります。
- 仕事が暇であっても良いと認める
- 会社や給与は満足なので、仕事の内容を充実させる
- 環境も含めて退屈なので、転職する
暇を持てあますぐらい時間があるなら慎重に検討するのがおすすめです。
思考を停止させて、何も考えないままでいるのは、もったいない。
人生損しちゃいますからね。
ちなみに僕は過去に3回の転職を経験して様々な働き方を経験。
とにかく忙しいベンチャー会社や、逆に1日のやることが実働2時間くらいの暇な会社でも働きました。
今回は、そんな「暇」と「多忙」の両方の環境を経験した僕が仕事が暇でつまらない人に向けてやるべきことを紹介します。
この記事を読めば、このまま暇でつまらない仕事を続けるのか又は新しい仕事や職場にチャレンジするのか、自分の進むべき道が見えてきますよ。
仕事が暇でつまらないない時の対処法(現状維持)

現状のまま仕事は暇でつまらない状況を受け入れることです。
「暇でつまらない」を言い換えれば、仕事の状況は波風が立たず穏やかなこと。
実はとっても恵まれた環境なんですよ。
毎日、遅くまで働かないといけないハードな日々と比べると、どっちを選びますか?
僕はどっちの環境も経験したのですが、明らかに暇でつまらない環境の方がストレスは少ないです。
そして、暇な分だけ気持ちの余裕があるので、仕事以外のプライベートの時間を充実させることができます。
暇な仕事をしていた時は独身でしたが、もし子供のいる家庭であれば家事や育児などに力を入れるのもありですね。
何をしていても文句が言われない仕事だったら最高の環境
もし、職場にいて必要な時に仕事をすればOKの環境だったら、最高です。
なぜなら、暇な時間を使って別の仕事をやったり資格の勉強をしたりできるから。
以前、僕の友人は駐車場の受付の仕事をしていたのですが、あまり混雑していた時間ではありませんでした。
そのため、車の行き来がない時間を使って、公認会計士になるための勉強をしていました。
お金を稼ぎながら資格の勉強まで出来る、これ以上恵まれた環境はないと自慢げでしたね。
ちなみに、数年後に彼は試験にパスしました。
現状維持を選択した場合の注意点(デメリット)
もし様々な方向性を検討した結果、現状の「仕事が暇のままの状況」を選択した場合には注意が必要です。
以下、ポイントを4つにまとめました。
- ビジネスとしての経験は踏めず成長はできない
- 状況が変われば、暇な仕事は最優先でなくなる可能性がある
- 他人の目がストレス
- 他人から仕事で認めてはもらえない
1つ1つ紹介します。
ビジネスとしての経験は踏めず成長はできない
暇なのですから、当然仕事を通じて経験を詰むことはできません。
若いうちは苦労を買ってでもしろと言いますが、そんなことも不可能。
そのため、今は楽だからという理由で、ただ過ごしているだけだと将来的には苦労する可能性があります。
転職する際には、やはり前職での経験や、仕事で達成した成果をアピールしますよね。
仕事が暇だったとなると、そのようなアピールする材料がありませんから。
せいぜい、「暇な状態でも真面目に仕事に取り組む姿勢!?」とか、ですかね。・・・。
会社の状況が変われば、最初になくなるのは暇な仕事
会社が安定していれば問題がありませんが、経営状況が思わしくなると大変。
コストカットのために、暇な仕事は最初に削られる対象です。
場合によっては、その業務を担当している人もリストラの対象となる可能性もあります。
そもそも暇な仕事をやっているわけですから、業務の成果は皆無に等しい状態。
会社としても、そのような仕事を担当していた人を引き続き雇うメリットは少ないでしょう。
他人の目がストレス
暇な仕事をしていると他人からの厳しい視線に苦しむ可能性あり。
どんな仕事も、何かしらの意味はあります。
暇を持て余すような仕事だって会社における役割があって存在はしています。
でも、世間的に見れば、やはり異質の存在。
そんな仕事をしている自分を白い目で見る人やバカにするような人もいるでしょう。
また仕事への志の高い人(意識高い系の人)は、良かれと思って無駄なアドバイスをくれるかもしれません。
これを防ぐためには、仕事の具体的な内容や暇であることを他人に言わないこと。
暇であることがストレスである愚痴を履くようなことは嫌味にも捉えられないので止めておきましょう。
他人から仕事で認めてはもらえない
残念ながら、仕事においては承認欲求が満たされるようなことはありません。
暇で退屈な仕事ですからね、他人から称賛されることはまずないですよね。
せいぜい、暇な仕事で羨ましいと言われる程度です。
逆に会社の同期や友人が、出世や事業で成功している姿を知り、ストレスに感じるかもしれません。
ただ他人のことが気になるからといって、転職するというのは本質的ではありません。
よかったら「他人と比較しないための4つのコツ【優越感や劣等感は人を不幸にする】」を参考にしてください。
仕事が暇でつまらないない時の対処法(仕事内容を変更)

今勤めている会社の環境や待遇面などは満足。
でも、唯一仕事の内容が暇でつまらない場合には、別の仕事にチャレンジするようにしましょう。
具体的には以下の方法があります。
- 他人のやっている仕事を受け入れる
- 配属変更の希望を出す
- 新しい仕事を作る
1つ1つ見ていきましょう。
他人のやっている仕事を受け入れる
今やっている仕事がすぐに済んでしまうような内容であれば、他人の仕事も変わりにやってあげましょう。
追加する方法は簡単です。
身近な人で仕事が忙しくて困っている人がいれば、声をかけて引き継ぎをすればいいだけ。
(もちろん、上司の許可はもらってください。)
忙しくて大変だった人の業務負担を減らせることができる上、自分の暇な時間を減らすことができます。
配属変更の希望を出す
今やっている仕事そのものにやりがいを感じなければ、社内での異動をお願いしましょう。
配属が変わると仕事の内容も変化するので、暇で退屈な時間を減らせる可能性があります。
ただし、会社全体が暇な状況であれば、あまり意味がないかもしれません・・・。
そんな時におすすめなのは、未経験の業務ができる所属にしてもらうこと。
なぜなら、業務を理解するために勉強や研修を受けたりするなどにも時間を使えるから。
例えば、営業だった人が人事部門に異動した場合、法律や社内制度などの知識を身につける必要があります。
勉強することが嫌いだったり苦手だったりすれば、逆にストレスになってしまうかもしれません。
でも、暇な時間をただ机の前でボォーッとしているよりかは、よっぽど有意義な時間になるはずです。
新しい仕事を作る
やることがなければ、自分で仕事を作りましょう。
仕事を作るコツは、会社で課題になっていることや長年放置されているようなことを見つけてくること。
身近なところだと、仕事のマニュアルを作成したり、社内の整理整頓を行ったりするなど。
いざとなれば誰かに仕事を引き継ぐことができますし、社内環境も良好になって気持ちよく仕事ができます。
仕事内容を変更した際の注意点(デメリット)
自ら仕掛けたことで、自分の首を自分で絞める可能性があります。
個人で仕事をしているわけではありませんから、最終的に指示を出すのは会社です。
理想は忙しくもなく、暇でもない、ちょうど中間ぐらいの「いい塩梅」。
でも、仕事の内容を変更したことで、連日遅くまで働かないといけない状況にもなりかねません。
仕事が暇でつまらないない時の対処法(環境を変える)

今の仕事内容が暇なだけではなく、会社や待遇面にも不満があるならば、転職を検討しましょう。
なぜなら、自分の力だけで現職のまま状況を変えるのは難しいから。
ただし、以下事情がある場合には慎重に検討するべきです。
「前職で仕事に忙殺されてしまい体調を崩したから、今のゆとりのある職場へ転職してきた。」
次の職場でいい感じに仕事が忙しい職場へ行けるとは限らないので、転職後に後悔するかもしれません。
正直、僕も4社で就業経験してきて、100%満足できるような会社ってないと思います。
そのため、「仕事が暇でつまらない」以外にも職場環境や待遇面も考慮することが大切です。
転職経験などがなければ、友人や家族に相談してみる
過去に転職経験がなければ、友人や家族に相談してみましょう。
身近な人であれば自分の思っていることを正直ベースで話ができますし、相手も大事な将来のことなので真剣に相談に乗ってくれるはず。
また、無料で相談できる転職エージェントを活用するのも、おすすめ。
現状把握をした上で、最適なキャリアプランの提案をしてくれます。
エージェントは転職を成功に導くことで飯食べているので、知識や経験も豊富ですから、とことん利用しましょう。
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仕事が暇でストレスに感じた時には・・・
暇が原因で体調が悪くなってしまう可能性があります。
そのため、先ほどもお伝えしている通り、別の仕事にチャレンジしたり、環境を変えることに注力するようにしましょう。
いわゆるブラック企業のように、仕事に追われて毎日残業させられていて苦しんでいるよりも、暇な状況を改善しやすいはずです。
ただし、気持ちばかりが焦ってしまい、急激に仕事の変化を求めてしまうのには注意が必要です。
なぜなら、変化そのものがストレスとなってしまう可能性があるから。
例えば、スポーツでも急に体の負担の大きい運動を行うと怪我をするリスクが高まるように、今まで暇な状態から急に仕事を忙しくさせてしまうと精神的に辛くなる可能性があります。
現状を変えるために行動を起こすことは必要ですが、焦らずにゆっくり改善を進めていくようにしましょう。
仕事のことばかり考えてしまう時には本などを通じてインプットを多くして思考を深める方法もあります。
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仕事が暇でつまらないない時の対処法(まとめ)

仕事が暇でつまらない時にすぐやるべきことはズバリ考えること
将来の方向性は3つ
仕事は現状維持でプライベートを充実させる
職場は変えず、仕事内容を変える(新たに作る)
思い切って転職する
仕事に対する価値観は人それぞれ。
仕事一筋で、仕事こそが人生においてもっとも大切な人もいれば、あくまでも生活に必要なお金を稼ぐための手段という人もいます。
暇な仕事をやっている今だからこそ、ただつまらないと悩むだけではもったいない。
これからの人生をどうしたいのか真剣に考えるために有効活用するのが適切です。
今回紹介した3つの方向性に正解はありません。
それぞれのメリットやデメリットを考慮した上で、納得のいく選択をしましょう。
そうすれば後悔するようなことは決してありません。
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