とりあえずググってみたりするのが正解なのかな・・・
こんな悩みにお答えします。
自分がこれまで経験したことのない仕事を振られた際、何から手をつけていいのか分からずに困ってしまう時ってありますよね。
でも、最近は何かと自分の頭で考え、調べることが重要だと叫ばれている時代。
自分が質問したことによって、他人の貴重な時間を奪うなんて考えたら、ちょっと二の足を踏んでしまいますよね。
結論を先にお伝えすると、仕事の場合はブッチャけ状況によって大きく変わってきます。(ケースバイケース)
つまり、すぐ聞くのが正解の場合もありますし、自分の頭でじっくり考えたり、調べることが正解の場合もあります。
そのため、業務を依頼されたタイミングで、どのようなスタンスで仕事を進めるべきか確認しましょう。
質問する人と答える人で共通認識を持てば何も問題はありません。
ちなみに僕は新卒の頃、自分に自信がなかったのもあって、なんでもすぐ人に聞いてばかりいました。
周囲の状況をよく見えないまま自分が質問することばかり優先してしまったので、先輩や上司を結構イライラさせてしまったと思います。
すぐ聞くといってもタイミングは重要ですよ・・・。
本記事では、仕事における「すぐ聞く」という行為の効果的な方法について紹介します。
この記事を読めば、仕事で自分が分からない状況に陥った際、適切な形で周囲に相談をすることができるようになりますよ。
すぐ聞くのが正解なのかを判断する3つのポイント

すぐ聞いても良いケースというのを判断するために必要なポイントをまとめました。
- スピード優先をしなければならない状況なのか
- 限られた人にしか答えられない質問なのか
- 相手から「分からないことがあれば、すぐに聞け」と言われている
上記の通り。
1つ1つ解説していきますね。
スピード優先をしなければならない状況なのか
とにかく急いで対処しなければならないシチュエーションの場合、すぐに聞いてもOKです。
なぜなら、自分で考えたり、調べている時間がもったいないと言える状況だからです。
例えば、お客さんから電話がかかってきて、自社商品に関する質問をされたケース。その場で自分が分からなくて回答ができなかった場合には、すぐ隣にいる先輩に聞くのが正解です。
お客さんを待たせないことを優先するべきということですね。
仕事では自分自身の頭で考えて業務を進めることは大切です。
でも、すぐに解決しなければならない問題がある際には他人の力にすぐ頼ることが必要な場合もあります。
限られた人にしか答えられない質問なのか
つまるところググっても出てこないような状況であれば、それをよく知る人間に聞くのは当然ですよね。
なぜなら、調べても欲しい情報は手に入れることができず、ただ無駄に時間が流れていくだけなので。
例えば、社内で使われているマニュアルについて、分からないことがあった場合。基本的に社内の人しか内容は理解できませんし、公にされているようなものではありません。
まずは質問したい内容が、限られた人しか答えられないものかをしっかり考えましょう。
相手から「分からないことがあれば、すぐに聞け」と言われている
ストレートにそのままですね。
素直に言うことを聞いて、分からないことがあれば質問するのが良いです。
というのも、相手がそのように話をしているのは、分からないことで悩んでしまったり、手が止まってしまうことを避けたいと考えているから。
ちなみに人にすぐ聞くなんて自分のプライドが許さない・・・と自力でなんとかしようとするのは危険です。
結果的に間違った解釈をして仕事を進めてしまっていると、後でこっぴどく叱られる可能性があるので止めましょう。
すぐ聞く際にやってはいけない2つのこと

すぐに聞いてもOKという判断ができたら、何も考えぬまま声をかけるのは危険です。
ここでは、やってはいけない注意点をお伝えします。
- 相手の状況を踏まえずに、自分を優先させてしまう
- 聞くことを予め整理せずに、矢継ぎ早に質問してしまう
上記の通り。
1つ1つ順番に見ていきます。
相手の状況を踏まえずに、自分を優先させてしまう
いくらすぐに聞きたいからと、タイミングを見計らくことなく質問してしまうのは危険です。
なぜなら、質問することで相手の仕事の邪魔になったり、貴重な時間を奪ってしまう可能性があるから。
当然、質問したい相手も何か仕事をしているわけですし、もしかしたらあなた以上に忙しい状況かもしれません。
なお相手に迷惑をかけることなく質問をするコツは、まず質問するための時間を確保するための相談から始めること。その際に、どのようなことを聞きたいのかザックリと内容も一緒に伝えておくといいですよ。
ちなみに、回答が一瞬で済んでしまうような内容であれば、相手が忙しくなさそうなタイミングでサラッと聞くのもありです。
内容を整理せずに、矢継ぎ早に質問してしまう
自分でしっかりと準備をしないまま、思いついた内容をどんどん聞いてしまうのはNGです。
- 相手の貴重な時間を余計に奪う可能性がある
- 同じような質問を繰り返してしまう
- 思いつきのため、関係のないことまで聞いてしまう
上記の通りです。
きちんと頭が整理されていないと、自分が本来知りたかったことが結局分からなかった・・・なんてこともありえます。
すぐ聞いてくる部下をもった時の対処法
もし、あなたが「聞く立場」ではなく、「聞かれる立場」であった場合の対処法は以下の通り。
- いつでも聞いて良い雰囲気を作っておく
- 事前に声がけをしておく
- 必要に応じて、本人に考えさせる
僕が普段、20代〜40代の年上の部下に対しては、こんな感じで接しています。
いつでも聞いて良い雰囲気を作っておく
とにかく質問しづらい雰囲気でいるのはNGです。
なぜなら、部下が萎縮してしまい、仕事がストップしてしまうと自分も含めて会社全体に迷惑をかける可能性があるから。
自分が上司である立場である以上、できるかぎりサポートをするのが役割として当たり前。
そのため、誰でも声がかけやすい状況をしっかり作って、部下が遠慮なく質問ができるようにしてあげましょう。
事前に声がけをしておく
これは前半でお伝えした内容と繰り返しになりますが、予め部下に対して気軽に質問するように声がけしておきます。
新入社員などは、仕事では必要以上に質問をすると上司の邪魔をしてしまうと勝手に思い込んでいる人がいます。
そのため、仕事を進めていくにあたっては、「聞くことも仕事の一部として重要なこと」という認識を持ってもらえるよう、最初に一声かけておくわけです。
必要に応じて、本人に考えさせる
すぐ聞くということに慣れてしまうと、何も考えないまま仕事をするようになってしまう部下もいます。
指示やマニュアルなどがなければ業務が進まないというのは非常に危険です。
そのため、お願いしている業務の内容によっては、仮に質問をされたとしても答えを言わずに必要に応じて本人に考えさせる訓練も必要です。
その際、「自分で考えみろ」と素っ気ない一言で終わらせるのではなく、「考え方」についてはアドバイスを与えるのが良いでしょう。
すぐ聞くのはあり?(まとめ)

本記事では、仕事における「すぐ聞く」という行為の効果的な方法について紹介しました。
繰り返しになりますが
- すぐに回答をもらって解決すべき状況である
- ググっても出てこないような質問内容である
- 相手からも、すぐに聞くように言われている
上記に当てはまる内容であれば、すぐに聞いても問題ありません。
ただし、声がけをする際には相手がどのような状況にあるのかを踏まえた上で、質問する内容は整理した上で確認を取りましょう。
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